Sonnar  2.8/135 T* - AEJ  Carl Zeiss  (Y/C)


 

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撮影はα7Rで行ったが、上の写真のカメラは、コンタックス167MTだ。



ヤシカ/コンタックス(Y/C)による、カール・ツァイスのゾナーだ。
このレンズの設計はドイツのカール・ツァイス、Jタイプの製造は日本の、ヤシカ/富岡光学だ。
他メーカーのレンズにおいても「ゾナータイプ」という呼称は存在するが、あくまでも「ゾナータイプ」だ。
「ゾナー」そのものを名乗れるのは、1929年にこの光学系を設計したカールツァイスだけなのだ。

1975年、ヤシカとツァイス・イコンは、一眼レフカメラおよびレンズ製造のために業務提携し、コンタックス・ブランドを立ち上げた。
立ち上げに合わせて設計製造されたこのレンズは、1985年に電子制御方式の変更に合わせてマイナーチェンジを受けた。
今回ご紹介するレンズ、「AEJ」はマイナーチェンジ前のもので、1975年に発売された。


Y/Cのレンズは、破綻のない描写、解像力やコントラストの高さ、階調の豊かさ、そうして濃厚な発色などにより、いまでも非常に評価が高い。ほとんど宗教レベル?で惚れ込んでいる人も少なくないのだ。



このレンズとは、紅葉を探しながら久しぶりに県植物園方面に行ってみよう。
紅葉のピークはすでに過ぎている。葉はもう落ち始めているだろう。しかしまだ残っている今年の色彩に、挨拶をしに行こう。

そうして熱帯植物園にも立ち寄ろう。芳香につつまれた常夏の世界の色彩にも触れよう。冬と夏とは交互にその色彩を見せてくれるだろう。



 

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Francois Couperin Les Barricades Mysterieuses,Blandine Verlet Cembalo