AUTO TELEPLUS 2X
+ Micro-NIKKOR-P Auto 1:3.5 f=55mm



 

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ケンコーの初代?テレプラスだ。非Aiだから発売は1975年以前だろう、MC表記もないから1960年代のものだろうか。
このオートテレプラスには、いわゆる「がちゃがちゃ」連動用のピンが付いていて、時代を感じさせてくれて楽しい。


なにしろ古い時代のテレコンバーターだ。いまどき価格は二束三文で、¥500などという値札が付いていても、いつまでも売り場に残っている。
で、なぜか手元にある。(^^;


テレコンバーターを付けることにより、元レンズの焦点距離はたとえば2倍などに伸びる。
ここでは元レンズに、ニコンの古いマクロレンズ、マイクロニッコール55/3.5を選んだ。
テレコンバーターの、オートテレプラス2Xを付けると、「1:7 f=110mm」の中望遠レンズになる。

元レンズをテレコンバーターと同世代のものにしてみたかった。もちろん、いずれもシングルコーティングだ。


下の一枚目の写真はこのテレコンバーターを使って普通に撮影したものだが、エッジにややにじみが出ているにしても、比較的普通に?写っている。
しかし中距離撮影では周辺部の画質が暴れるなどの欠点があり、使うこともなく、ただ持っているだけだった。

だが、欠点とされるクセの強さは、さまざまな表現効果との併用で、意外なほどの異界?を見せてくれることがあるのだ。


今日は乗り物も使わず、周辺地域をめぐろう。久しぶりの道を長く歩こう。
忘れられたようなテレコンバーターに、意図的に色彩効果をかぶせれば、どんな絵を見せてくれるだろうか。

 


 

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以下、AWBを「電灯」モードにして撮影した。

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"Leaving, On A Jet Plain - Where Have All Flowers Gone "
 - Betsy & Chiris - [Vinyl record]