日々、夏らしくなってゆく。なんだか山の方に行きたくなった。
山深い断崖上にある西金砂神社だ。この神社は創建が紀元八百六年とのことだが、当時、よくこんなところを見つけ出したものだと思う。(下記に動画を貼り付けるが、記載の八百八年は誤りだと思う)。
鎌倉幕府成立前、源頼朝の軍が佐竹氏討伐のために、ここにまで攻め寄せてきたというのだから驚くよりほかはない。
佐竹氏は関ケ原の時には豊臣方だったから、徳川家康とも対立したことになる。
それなら戦国の二大覇者と対立したわけで、しかも佐竹氏は武田氏と祖が同じだ。
まさに武闘派の家柄と言えるのだが、危険視されて江戸時代になって秋田県に転封されてしまった。
帰路には日立市内にある県営アパートの周囲を散歩した。デザインのセンスが好みなのだ。
急な坂道に沿って立ち並ぶ独特のデザインの建物は、被写体として、個人的には魅力的なのだ、
西金砂神社と、近隣の県営アパートの写真をシャッフルするのもアレなのだが、新しいものと古いもののシャッフルも面白いと思うのだ。