少し前のことです。
友人から「君の書く話は最後にくしゃって笑いながらそばにいる話だね」と言われまして。
その通りなんですけど、そうなんだけど、
こいつなぁ、と思ったんですよね。
なんせ、その友人は思考があまりに真逆すぎて
むしろにているという奇跡レベルなので。
ただ、それだけ分かりやすかったのだろうと思いもします。
そばにいてくれっていう約束って、
難しいものだと思います。
そばにいてくれる人に改めてするものではないし、
約束したいと思うときにはそばにいないのが大概だから。
一緒にいてくれよ、っていう言葉のために
その願いを選ぶまでの話、というのはずっとずっと書きたいもので変わりないのです。
だから、わかりやすくイチャイチャする話とかよりも、
あんたの手をとっていいか?
って話がすきなんですね。
だいたい書くものそんな感じだし。
「あなたの手を取っていいんだろうか」
「とっていいよ、にぎっていて」
「いつかのときまで放さないでいて」
だいたいこの辺りはいつでも共通している内容です。
「サヨナラばかりが人生だ」
というように、別れはいつでもつきもので。
だから、放さないでいてほしい。
だから、思い出を放さないでいてほしい。
そんな気持ちがいつも祈りみたいにあるんです。