過去という名の未来。

創作での価値観の話です。

基本的に、その瞬間を生き抜く物語が書きたいなと思っているんですね。
でも、それって過去も未来も、
昨日も明日も切り離しせないわけです。

過去をふりきる、ではなく、
過去と共に生きる決意。
そういうあり方を書きたいんです。

ちょっと前に話した、ナイフの上の人影は
それこそこの瞬間を生き抜いて死にたい、
そういう価値観を持っているんですね。
その背景として、自分という存在をひたすらに
信じたい、証明できるものでありたい、
そういう願いがある。
だから、自分というもの全てを必死に走りきりたいんです。
他の誰かの手に渡ってしまわないように。