こんにちは♪
朝から映画を観てきました。
私の父世代の男性に特に人気なのかな?!
名前だけは有名なので知られているし、知っていましたが、こんなマニアックな場所で上映される映画を観たくても、ひとりで行ける場所ではなく..(場所の治安が..)
周りにある建物の看板に怯えながら(笑)
母とふたりで行きました。
見たかったのは、この映画💕
「バーナデットママは行方不明」
https://longride.jp/bernadette/
英語のタイトルは、
![](https://stat100.ameba.jp/ameblo/entry_designs/v1/sources/assets/limited003_block02.png)
”Where'd You Go, Bernadette”
(すみません、英語がわかるわけではないのですが・・)「行方不明」と言うのは、”場所”だけではなくバーナデット自身の”心” でもあると感じました。―――何処に行っちゃったの?バーナデット。
以下、ネタバレあり___
―――
この映画は、尊愛するぱんじさんが観られていて、ぱんじさんfanの母娘ですので、コンナ〜マニアックな映画館に足を運ぶほど観たかったのです💓
主人公はきっと「アウトプットをやめてバグった母」―――共感する部分が沢山ありました。私もバーナデットとは才能で言ったら比べ物にならないほど凡人ですが、アウトプットをやめてしまったら(止められる状況になったら)心が腐りそうです。
文章を書くこと、絵を描くこと、本を読むこと映画を観ること・・数え切れないほど、アウトプットを重視しているライフワークが沢山あります。
何事も、決断は早い方がいい。考えは早くに
下した方がいい―――このまま通りの台詞ではなかったのですが、こんなニュアンスの言葉が出てきて、今まで一人で考えてきた、小さなことだけれど自分の決断の繰り返し、無駄ではなかった、答え合わせになった瞬間でした。
バーナデットがアウトプット(天職である情熱を注げる建築家の仕事)を辞め、精神的におかしくなってしまう、空白の20年間にも、共感しました。
私も、5歳までは、最高の幸せ。
6歳から、試練の始まり
12歳から、困難・・苦悩・・言葉にならない苦しみ・・
また、13歳頃からの10年間以上は、太っていて、女性としての喜びも失っていました。
それまでの間で、たくさん学んだけれど、
バーナデットは殻に閉じこもった20年間..ただ、最愛の一人娘、ビーとの絆を育んだ20年間でもありました。
ぱんじさんが仰っていました。『本当に、子どもほど大切なものはないものですね。メルさんも私も、そこは共通していると思います』
子どものいない私は、この感情を経験することはないのかもしれないけれど、母や母の友人やぱんじさんを見ていて、母親って、子どものためなら何も痛くないことってあるのだな・・と、常々感じます。母性の無限の愛に、手を合わせたくなります。
バーナデットが行方不明になった時に、ビーが言った(うる覚えですが)「ママとは親友なの。絆を育んできた。ママは私を置いていくなんて絶対にない。絶対にいるはず」この言葉には心底共感します・・
ただ、最後に、バーナデットの空白の20年間も、決して無駄ではなかった、dot to dot,点と点が繋がる時・・その時がやってきて、「過去の20年間はこのためだったのだわ」と興奮の笑みを隠しきれないバーナデットに感動しました。
また、私はカトリックと縁深いため、聖ベルナデッタが幾度も出てくるのも嬉しかったです。
(ちなみにですが、私は今回も、いつも文学も映画も、敢えて前情報何も無しで観るのが好きです。その後、レビューを読んで、自分なりに考えて感想文を書くのが至福のとき💓)
人それぞれに抱えてるものはあって
(この話はアメリカのかなりの富裕層のお話ですが、圧倒的庶民の私でも、女性のパーソナルな部分の苦しみなど、共感する点は沢山ありました)意識せずに降り積もるものもあり、生きづらさというのは結局は自分らしさを犠牲にしてるからこそ生まれるものなのかもしれないと思いました。
その人自身、自分自身がこうあるべきという型に当てはめず、日常の余地(予知?)や空気感を熟成させ、「今いる現在地を更新していく」誤解があっても、それはただの誤解かもしれないし。もしかしたら、きっと誤解が解けて、分かり合える仲間かもしれない、そんな勇気を与えてくれました。
誰もが、やりたいことと家族の天秤でもがく。
やりたいことが、ほぼほぼ全て出来ている私は幸せだと思いました。
勉強ができなくても否定せず、好きなことを伸ばしてくれた両親・・一生の宝だな。
ぱんじさんのブログタイトルの、「アラタナハジマリ」新たな始まりをカタカナにされている文章(言葉)が、たまらなく好きで・・何度も繰り返すようですが、心の琴線に触れるんです。
私も、ぱんじさんと出会って、ますますアラタナハジマリを意識しました。
この映画も、主人公や周りの家族のアラタナハジマリを描いた作品で、ぱんじさんが引き寄せられたのも必然だと思いました。
私は20代半ばの女性ですが、アラタナハジマリ・・きっとほかの同世代の方よりしっくり当てはまるのは、バーナデットと同じ、空白の時間が多くあったからかな・・
毎日が、「アラタナハジマリ」。これからはそんな人生にしたいです。
(私もブログのサブタイトルに使わせて(真似っ子させて頂きたいくらい)本当に心に響きます..)
やはり、人間、誰しもが自分自身の情熱を捧げるものに取り組むべし!
なにがすごいとか、なにのほうがすごいとか、そんなの分類されていないよ(*^-^*) 大丈夫、大丈夫・・
自分に言い聞かせています。
すきなようにいきていいと。