今日は 雨だし

ホットワインを飲みながら

本を読んで YouTubeを聴いて過ごします。



ああ 幸せ照れ照れ照れ照れ





さて 読んで衝撃を受けた「コンビニ人間」



英語名は

「convenience store woman」

この題名だと まるで 日本の女性の

社会との間に生じる摩擦見たいのを取り扱っていそうですよね。

でも 彼女の描くのは、女性同行という前に 人間、世界、そういった。もっと普遍的なもののようです。

(翻訳者さん自身もその違和感 でもそれによる利点への言及もしています)

そしてさらに「本当の本当」を希求している様子です。



世界からの異分子のような主人公

彼女の「合理化」した方法は「世界」と違い

正しい人間として 「なおそう」 としている彼女


しかし

前回も書いたような 大きな視点(方丈記みたいな)は 必ずしも彼女の側の視点が間違っているとは限らないと 裏打ちしてくれているようでもあります。


そんな作者に興味を持って

たくさんのインタビュー記事やYouTubeを見まくりました。今回はそういうのを見ての感想!

(いやもう マイナーすぎますよね私の記事(笑))


まず 彼女の書いているものがどれくらい文学とか色々な背景を持って書いてるのか知りたかったかちゃので 又吉さんが解説してないかと調べました。絶対又吉さんならは読んでいるはず!と!


対談がありました。

なんと彼らはすでに友達でした。

彼女はやはり 文学系の大学を出ていました。


でもいろんなインタビューを見るうち

彼女の存在はそんなところではないのを知りました。


世界からの異分子のような主人公でしたが

こういう主人公を「変わった存在」として書く作品はたくさんあります。でも彼女の作品ではなぜかそうは感じなかったのです。


そしてインタビューで彼女が話す 彼女自身は

この主人公とも通じるところの多い人物でした。


彼女は この地球上の 現実世界にいる時間はほんのわずかな時間だと言います。

彼女にイマジナリーフレンドがたくさんいて

それらと過ごす時間が多くて、、、と。


なんなら 常にお話しを作っているので

(でもそれは小説に書くわけではない でもそれは常におきていること)

小説の形にすることは

世界との寧ろ接点だと。


彼女自身が 主人公のように

世の中 世界 からは距離のある存在なのがよくわかります。

世界からの遥か遠くにいる主人公同様 彼女自身が 世界から遠いところから世界を見ている感じです。


茂木先生と対談でもよくそのことを話していて

先生も脳科学者でもあまり合わない人ですね。と返してます。


彼女は お話を考える時 人物をかなり立体的に感じていて(似顔絵を描いて身長を決めて そうすると視点も変わる)

それらを水槽に入れるそう

まるで実験のように。


そしてその水槽の中で色々なことが起きる

そこにルールがあり 彼らはその中のルールの中で色々なことが起こる

まるで実験をしているようだと言います。


そして彼女自身は

この現実世界にいるときは

この世界とか 日本とか の そういう特殊な液体にどっぷり浸かった その中の実験に自分も参加しているような経験をしているそう。


面白い。

確かにです。

言い得て妙。


そして彼女自身多くの大人がいう

「本当のこと」とか 「本能」の

その奥にある 本当の本当を知りたいと思っていること。多くの人が 当然 というか常識というか

なんなら「本能」と思っていることも その文化ゆえに 形作られた「本能」「本当」ではないかと疑っているそうで 実験の中 小説では そちら側に与えられた 本当や本能から 解き放たれて考えられると。


なんとなく 村上春樹さんの

システムとの戦いとか 壁とか 後の話を全く違う方法で表現しているようにも感じられます。




さて 本当にものすごい数のインタビューを見て

気づいたことがいくつかあります。

まずおすすめは絶対動画です。

日本の記載式でのインタビュー記事だと 彼女が語っていることと 何か壁がある気がしました(偶然いい記事に 当たってないだけかもしれません) でも結構な数のものを見たのです。どれも彼女自身の声とは隔たりがあるというか、、、、 どうにも多分記事にした人の視点が入っているという感じがしました。多分無意識に。 経済系の記事では日本におけるアルバイトや、コンビニについての視点に疑問を投げかけるような部分が強調されたり、 女性関係では女性への社会の期待部分がクローズアップされたり 人類に関する壮大な実験見たいのには出会えず、、、、。


一方で、彼女自身が話すYouTubeだとだいぶ彼女の言いたいことが伝わってきます。茂木先生とに対談も良かったし

あと何故か 海外メディアからの質問に彼女が答える動画だと 彼女の芯の部分が語られます。


彼女の語りが 海外のもの(対面ではなくただただ彼女が話していく)になると

日本人ではない感じの 綺麗で性格だけど 日本人多くない シンプルな無機質な話口調になるのも面白い。コンビニ人間主人公が 話し手の話し方が映るというのを思い出しました。



もう一つ印象的なのは彼女の 相手にわかりやすく説明することのうまさ。スキル!

こちらの 対面のインタビュー(日本語で返答してます!)

https://youtu.be/5Eag3-URh2I?si=BEunpQNHfLyxa86i


インタビュアーが コンビニ人間主人公の 「変わった」人ぶりや 「変わった」設定を質問します。どすいてこんな変わったものを作ったのかみたいに。


そこでの彼女の答えが秀逸です。

もはや いくつか動画みた後には かおこにとってはこの主人公は変な人でなく 自然だとこちらはわかっています。だからてっきり「私から見たら この主人公は変じゃない」と熱く語るのかと思いました。


しかし彼女は 彼女の大学の先生の話を持ち出します。その先生は「あまり世の中と違うので 昔自分は宇宙人で いつか迎えが来ると思っていた」といったそうです。でも と続き「でもそういう 感覚を持ったことがある人は 実はある程度この世界にいるのじゃないか?」といって 教室に経験がある人に挙手を募ったら ある程度の人数 そういう人がいたのだと説明します。そして彼女自身他にもそういう 彼女みたいな側も人がいたことに安心感のようなものを覚えたと。そして 自分にとって彼女の感覚はナチュラルなものといいます。

つまり この小説の主人公みたいな「変な」「他と違う」宇宙人みたいな人は インタビュアーの不理解を批判するでもなく 

自分は変だと思わないしごく自然な感覚だと感じるし 実はそういう人も世の中に他にもいるのだと伝えるのです。さらに通訳さんはなんとなくその翻訳ぶりから 村田さんの意図や感覚を理解している節があり

インタビュアーの方が途中からパラレルワールドにいるような雰囲気になります。(まあ 彼女も翻訳しているので理解している部分はあるのだと思いますが)


この彼女の頭の良さ というか伝えるうまさ。

脱帽です。


文豪で 世界がよく見えている人の多くが

もっと わからない人に攻撃的であるか

わかる人にだけわかる形で伝わればいいという態度が多いように感じますが

この彼女の通訳力!!!(彼女含む人々の世界と 多くの人が信じる「本当」「常識」の子の世界との通訳)


本当に色々な意味ですごい方ですね。


日本帰ったら彼女の本 絶対全部買います!


興奮して ついつい熱くなってすみません。

私には 文章力がないから どれくらい上手く伝わったのかわかりません。

このブログより インタビュー見た方がよく伝わるそうなので いくつかインタビュー貼っておきます。

https://youtu.be/3q6bEbSMY_w?si=CztY7iYgdrT9xie9

https://youtu.be/s_Z9AamH4XM?si=bRg6ukV7StRmH0zj





私は「作業療法士」という国家資格のセラピストです。これは 患者さん 一人一人が持つ文化背景 価値観に基づきしたい生活を実現するのを手伝う仕事です。脳科学も解剖も社会心理も含みます。

彼女の言い方で言えば それぞれの人がとらわれている価値観に則った生活を実現していく。でもそこに自分の価値観を挟むのではなく あくまでも それぞれの患者さん囚われに則った生活を支援するのです。そんな感じで患者さん達を支援するゆえに 各自が「囚われている」という感覚はよくわかります。

そして自分がその外にいてみているという感覚も。

だから彼女の作品に惹かれるのかもしれません。


で そういった構造を 色々な人が いろんな偉い人が 世界中で いろんなモデルにしたりしています。しかし 一つ一つの文化背景やなんかに関してのいろんなモデルよりも 彼女のようにうーんと遠くからそういう囚われを見る方がはるかにわかりやすいのかもしれません。


宗教も 文化も 国の性別も それぞれ 人を囚われにしていく何かなのでしょうね。

私はどの囚われも特に否定もすごく賛成もなくて

それぞれがそれぞれの囚われれ価値観みたいなもので幸せになっていくといいなーと思います。


ああ面白い。まだまだインタビュー見まくります。