さて 少し前に 「夏帆」村上春樹著

を読みました。


『おまえみたいな醜い女とデートするのは初めてだ』

と主人公が言われて始まる物語です。(朗読会用の作品だったため ここは「つかみ」のためだったとか)



読んでみての感想は

「なんか手触りが違う」


これまでの作品ってがいして

世界のありよう システムや 

人間というものとか 種類とか

善悪やを シンプルにシンプルに

見やすくして示す。


その中で 汚い部分も

ちょっと皮肉な部分も

そういうのをまあ許容する部分も出てきて

そういう 苦味や時に スパイシーさ

見たいのがそこにあった。


でも

今回は 世界というものが

描き出す対象じゃなかった感じ

感じ。


終わりも 

どうせ

思いがけないところか

見せ方で終わるだろうと思ったけど

すごいスッキリスタトきりで終わった。



普段よりだいぶ

スッキリな物語で

でもきっと それぞれの部分を深く考えるとその裏があるのかな

と考えたり、、、

してたら終わった。


その中で 出てきたのが

ベンヤミン

情報と 物語 について詳しく考えた人だそう。



確かに そういう分け方をするとわかりやすい

これまでの村上春樹作品は もう少し情報を伝えるために 物語 の形をとっていたけれど


今回は もっと「物語」が物語 として進んでいく感じ(単によねてないかもだけど)

ある意味で

もしかしたら村上春樹自身も書きたかったことのおくのおくはわかってなくて

ただそこまでの わかったことの「物語」を共有してくれてるのかもしれない。


なんかありそうだけど

わからないけど そのままにしてみよう と。


なんだか普段より

人間にあることが 主題というか

物語で描き出そうとしてることのような気がします。


普段より 人間ぽさが 現れている気がしました。

世の仕組みを考えてたら神様が ふと恋でもをして 個人として人をみるようになったらこう変わるかなー なんて作品。あくまで比喩ですけど。



この 手触りの変化をどう書くか考えてて 感想文遅くなりました。私は面白かった照れ



あくまで私の感触 ですけどね。


ちょっと 軽め 読みやすめ(?)

の村上春樹

読みたい方どうぞ。

(いやまあ 彼の作品の中での軽め なんですけどね。しかも当社比)