いつか書こうと思ういながら

ちょっと色々調べ過ぎて

アップするのがかえって面倒になってた記事です。


めちゃくちゃ嬉しいコメントもらったので

モチベーション上げてもらって書きます。


医学のことをしていると

何か起きてることが 性格的なものか考えるのに

それは 身体の状態や病気によるものか?

その影響をちゃんとみてから その人のしたことが性格のせいかをみなきゃいけないなあとよく思います。 実際日本で最近「鬱ぽい」とか 「やる気がない」とか「落ち込んでるみたい」と家族やケアマネさんに依頼され 

訪問リハでお邪魔したら、いやこれは脳圧がとかこれは脳梗塞かも というので検査を受けてそれが見つかちゃことは結構あります。で 治療で1週間後にはすっかり元通りとか笑い泣き なので 簡単に心理的なものとか性格とかっていう前に、やっぱり体の状態って見るの大事なんですよね。


今回はそういうお話です。




歴史✖️難病ポリフィリン症

元ネタは

大好きなよつばちゃんねるさん❤️私の文読むよりこっちみたほうが断然面白いです。

https://youtu.be/74JTGSVWyEs?si=W43cPFGI7fn5BoVZ


さて

歴史見てると

結構ひどいなーって人出てくることないですか?!

何でこんなひどいことできるんだー みたいな。


で そういう人の中にも

医学的な状態によってやむを得ず起こっていた可能性があるそう。その大きな原因の一つが ポリフィリン症といい 体の症状のほかに精神的な錯乱に至るケースもあるそうです。


ポリフィリン症

現在、日本で難病に指定されている病気。(指定番号254)


ヘモグロビンの一部であるヘムがうまく作れず、普通は代謝されるはずのポリフィリンが溜まるものがポリフィリン症だそうです。

溜まる場所などで症状は様々です。


確定診断をするためには、尿検査や血液検査でポリフィリンを調べますが、急性期じゃないと出ないこともあるのが難しいところ。



症状は様々、、、

腹痛や頭痛、不眠 吐き気

幻覚、うつ状態

尿の変色

狂乱などなど、、、

しかも間欠的に繰り返す人が多いそう(つまりすっごいひどくなるけど 落ち着く時期があり またひどい時期が来る)


正直前半の、、、、腹痛とか頭痛でこんな大病本人も疑わないですよね、、、。

でもそっから 狂乱とかになっちゃうのが怖すぎる驚き驚き驚き驚き驚き


特に特徴の腹痛は腹膜炎と間違われたり、、、

実際体験者の動画を見ると(英語のは結構どうがあります) ものすっごい腹痛 でも内科で検査をしても全然見つからない。でよくなった と思ったらまた、、、という人が多いみたいで、さらに医療従事者の間でも認知度が低いので 患者さんによっては長い間精神病と誤診された人もいるようです。

(優勢遺伝ですが遺伝子を持っていても発症しない 保因者も多いそう。)


こんな 辛いのに発見されない病気 一般人でも辛過ぎますが 王家の人がかかると影響が半端ないです。


ではでは 

歴史

メアリー・スチュアート

(スコットランド女王)

かわいい〜❤️❤️❤️ここらの写真好きです。


若い頃に誘拐を逃れるため フランスへ逃れて王子と結婚するも 相手が早逝してスコットランドに戻り、やがてイギリスに逃れてきた 美しい女王。


愛人と共謀して、旦那さんを別荘ごと爆破したりしちゃったし真顔 エリザベス1世に軟禁された後も何度も反乱企てて 「自分がコントロールできない」っていってたり、、、色々問題もありましたが、

彼女がたびたびヒステリーを起こしたのはポリフィリン症のせいだったと言われているそう。


もしかしたら 彼女が処刑される原因もこの病気だったのかも?!なんて動画では語ってます。


そして彼女の子孫たち(スチュアート朝)

に病気は引き継がれていきます。


特にメアリの息子 ジェームス

彼の息子 ヘンリー

孫のヘンリエッタアン などなど、、、驚き驚きひえー いっぱい!


この アン王女が王位を継いで

15回も妊娠したのに子供が育たなかったのも ポリフィリン症の影響と言われているとかネガティブネガティブネガティブ

怖すぎ

   ↓

そのせいで スチュアート朝 終了ガーン


   ↓

ハノーバー朝 (ジェームス1世の娘エリザベスの家系がハノーバーにいて、これが王家を継いだ)


ポリフィリン症 プロイセンへ!

※エリザベスの孫がプロイセンに嫁ぎ

できた子供

フリードリッヒ・ヴィルヘルム

かれもポリフィリン症!(腹痛や不安定な行動が見られ尿の変色もあったそう!!)

優れた軍人だったけど、、、

子どもへの扱いは 基本暴力!杖で殴ったり、食事を与えなかったり まさに虐待!子供は精神的に追い詰められて逃亡しようとしたら その相手を捕まえて処刑!その様子を子どもに見るように命じたり、、、、 歴史見てると

かなりひどい人!!

嫌いになります。

(以下の動画とか彼は悪者でしかない)

Check out this video from this search, フリードリッヒ2世 咲熊 https://share.google/Gpw69nWJ7et4C5kyJ

が、、、


ポリフィリン症の影響だったのかも!と思うと、、、 違って見えてきます。


そして虐待を受けていた息子

フリードリッヒⅡ世(大王)

まさにプロイセンを作った大王です。

これまで歴史見て 精神的弱さは虐待ゆえかと思ってきたけど それだけじゃなく病気だったみたいです。彼もポリフィリン症で神経痛、嘔吐 麻痺も起きていたらしい。


ほかにもハノーバー家のキャロライン 

ジョージ3世もポリフィリン症!

キャロラインがデンマークに嫁ぐので

デンマークにもポリフィリン症が広がった!


つぎは

ジョージ3世が戴冠!

それまで二代の王(ハノーバー生まれ育ち)と違い イギリスで生まれ育ったので当初人気があった。

 が

やがて マッドキングと呼ばれるほど

精神的に錯乱していきます。


彼は英国王室でも特に重度なポリフィリン症とされているそう。彼は症状だけではなく実際に検査されています。残されていた毛髪で2005年検査が行われて、The Lancetで検証しポリフィリン症とする論文が掲載されました。(The Lancet, 366, 332, 2005)。

[病歴]

26歳 最初の発作で精神錯乱!苛立ち 幻覚に!

痙攣、腹痛、四肢の痛み、尿の変色などの症状も!

50歳でさらに激しい発作!

どんどん混乱を極めていきます。最後は廃人同然に。政治は不可能になります。

最後は愛する妻の死も理解できないほどの状態に。

彼のこと詳しくはこちら

https://youtu.be/RrbpeBQpUSs?si=DExVJ6anFk2_3OoX


そして 精神的問題もあって アメリカの統治能力をかき、、、、

アメリカ独立戦争!

→ポリフィリン症はアメリカの歴史まで変えたと言われる!!


さらにポリフィリン症は子供4人に引き継がれる真顔

まあ ポリフォリン症というか、、、ほんと困った息子たちですがね、、、。


後継者不足に直面するも

この息子の中の1人 エドワード(発症)が

議会に促され51歳で結婚し

どうにか子供を作った!!!


ビクトリア女王👑

大英帝国の繁栄を築いたあの人!


(Wikipedia)


さらに彼女から

血友病 も英国王家の遺伝病に加わります!

ネガティブネガティブネガティブネガティブネガティブ

ちなみにビクトリア女王 

ポリフィリン症(保因者) ➕ 血友病!!!

(ここから血友病はロシアやスペインへと輸出されていきます)


ポリフィリン症は息子エドワード7世にも伝わる。


さらに ビクトリア女王の娘側の孫、ひ孫(症状があった)の遺体が検査され、彼女たちがポリフィリン症だったことも確定。どちらも精神症状や腹痛があり、ひ孫は自殺している。


やがて 英国王ジョージ5世にも引き継がれ その息子と孫にも!


まあ そんなわけで 現在までつながるポリフィリン症でした。


元英国王の チャールズ3世も

このポリフィリン症でないか自分で心配してたそう!


いやあ 王家の病気怖いですね!!!



それにしても これまでみてきた歴史的人物も

病気知ってから見るとまた 違って見えてきます。

例えば王室の歴史読んでて出てくる「子供を失って 塞ぎがちになり精神錯乱に陥った」とかってみられがちな人も、中には心理だけでないこういう病気が本当の原因の人もいるかもしれません。

(※ちなみに今回挙げた人たちも 一部には、双極性障害とか他の病気という案もあるそうです。)


あの残虐なヘンリー8世も

落馬後に高次脳機能障害にかかっていたゆえにあんなにひどいことをした という話もあるそう。



そんなわけで 歴史も

ちょっと違う視点も入れてみてみると面白いですねー。というお話でした。

咲熊さんの動画も合わせてみてもらうとより面白いです!!