「反国教会廃止主義」って聞いたことある人いますか?私は聞いたことなかったウインク


「え?わたし? 知らないよ」





さて一番長い英単語って知っています?
英語の授業中

一番長い英単語の話になりあがった単語が
(他のものもあるけど一番長い英単語の一つだそう)

antidisestablishmentarianism

めっちゃ長ーいびっくりびっくりびっくりびっくりびっくり


先生が
「国の政治と宗教が別々にあることに反対する立場」
※イスラム系の国とかだと宗教の教えがそのまま法律や、政治規範だったりする。
と説明したので
てっきり
「政教分離」的な意味だと思いました。

授業中各国の用語に翻訳してくれた.

他の国の子は全員母国語に訳すと
この言葉を知ってた。
イスラム系はこの宗教と国の在り方が一緒なのが普通だったり それが大問題になってたりするし、トルコに至っては宗教と政府や国をっしょにするかが 色々変わったりしてるしね。
まあ みんなにとっては熱いトピックみたい。

その流れで日本語に、、、
出てきた訳が

「反国教会廃止主義」

凝視凝視凝視凝視

え 聞いたことある人いた?!

先生に知ってるか聞かれたが、、、
「知らないです」凝視

凝視聞いたことない、、
「私は日本語詳しいけど単語知らないわ」
「多分日本では宗教があんまり栄じゃないし 宗教と政治の一致ってあんま考えないからかも」と伝えた。
(その時私の頭みは政教分離という言葉が浮かばず、
浮かんだのは 769年の道鏡事件(僧が天皇になろうとした)くらいだったので 大きな問題が1500年くらい前にはあったと歴史で習ったけど と伝えた)
※これもよく考えれば、天皇の神格化っていう戦時中まで続いた教育もこれにあたるんですよねほんとは。

というか 先生の言葉も説明と漢字から受ける意味があまり噛み合わなかったのでGoogleの翻訳間違いかとさえ思った、、、、驚き
先生にも「国教会」って日本語自体が多分 イギリス国教会とか ロシア国教会とか 特別な宗教用語にしか使われないと思うよ というと そっか と言われました。



しかし!
今家でよくみてみると、、、、
先生の話はなんというか、、、
イギリスでは正しいけど 他の国には当てはまらないというか、、、、

まずこの「国教会」という言葉は、「イギリスの国教会」を指しているので私の言ったことはあっていたらしい。
そしてこの言葉は 
「国教会廃止主義に反対する考え方」なのだそう。

ただ イギリスの国教会が「イギリスの君主イングランド国教会最高支配者英語版である」ことから
つまりは「イングランド国教会とイギリスという国は「長期的には」分離すべき」という訴えなわけで、先生はそこまで包括した内容で伝えてくれたらしい。


ちなみにこの単語を
他の言語では結局
「イギリスの出来事」としての翻訳になってるのか
「政教分離」っていうもっと普遍的な意味で翻訳されてるのか、、、めっちゃ気になる!
知ってる方教えて!


ただ 日本人だと
「政教分離」にしても「反国教会廃止主義」にしても
全く熱く語れる話題ではないですよね😅
そういうことを
熱く語る(別に自分の宗教推しというわけじゃなく)
他国の学生さんたちってすごいなー

と 全く違うところで感心した授業でした。



そういやよく考えれば Paper だって「紙の始まりであるパピルス」からきてるっていうけど
世界的に見たら中国の紙(パピルスじゃない)の方が起源て感じだし、、、 英単語は英国から見たものでよし ってことなのかもしれない。


ちょこっと紙の歴史
(紙の原料は、生産が始まった頃の中国では大麻や苧麻などの麻、、、西洋では、亜麻が主な製紙原料) 中国で紀元前に発明された紙の製造法は、8世紀頃にアラビアに、そして10世紀頃にはエジプトでパピルスに代わって普及します。12世紀には地中海を経由して製紙技術がヨーロッパに伝わり、製紙工場がスペインやフランスなど各地につくられました。15世紀にはヨーロッパ全土に広がり、アメリカでは1690年に初めてフィラデルフィアに製紙工場がつくられます。