茶道にずっと興味があります。


そして数週間前に

2000年の歴史のイタリアローマのミュージアムで

お茶の本を読みました。


ルネッサンス期の芸術すらも、力が足りないほどに感じられたローマの遺物やアートを見ながらでも、茶道についての記述は 決して引けを取らない存在感で、、、

それどころか 古代ローマにさえ通じるような 時空を超えるような存在感に

さらにその気持ちに 拍車がかかっていました。





さて

そんな中

昨日ちょうど 大学関係者のイベントで 

野点の会があり参加しました。


先生はフランス人

参加者も 日本人はちらほらいる程度で国際色豊か。

会自体は ずっと長く

なんと 私が生まれた年から続いているもので

毎回テーマが違うそうです。

私もいつかきてみたい、、、と思いつつこれまで予定が合わず参加できていなかったものでした。


会を紹介してくれたのが

私がこっちで出会った 「馬好きの方」で

(※すごく色々なご経験をお持ちの方で

EUのこともイギリスのことも

歴史も宗教も博識な方なので

多分私の中の「馬付きな方」っていうのは

私の偏った 彼女の認識だと思います汗

個人情報もありますので 地名は伏せますが

出身地は かの日本においての昔からの馬生産の有名な地です。もうそういうお話に目がない私です)


前日、夜中まで仕事してしまい 当日ものすごく眠いし酷い顔だし、

娘がいい子にしていてくれるかも心配だし、、、と

行くか迷ったものの 

日本で和菓子と抹茶大好きになった娘が

「どうしてもいきたい!」と言い張って参加。


結果は

大正解!!!

当初の想像を遥かに超えました!!!


茶道は 気持ちを落ち着けたり 四季を感じたり ある意味メディテーション的な意味もあったり 

ローマで見た美術のよう普遍の何か そういうところが気になってます。

だから当初の目的は そういう茶道のなんというか ちょっとを見てたら、、、と思っていて 日常の最近の困りごととかそういうのは全く関係ない気持ちでいきました。ほぼ全員初めて会う人のはずだし

そんなことを話す場ではないであろうと、、どうにか娘を宥めながら 茶道ゆっくり見てたら儲け物 くらいなスタンスで、、、


しかし!!!!


期待をいい意味で裏切ることが続きました。


娘は 楽しく遊びまくり!


日本人の集まり的なことを初めは聞いていたので

茶道中静かにしていなければならないかと思いきや

外国の方が大半という背景ゆえでしょうか結構自由な感じでした。

娘が持って行った折り紙で時間潰しを始めると

他の子や時々大人も混じり

とても楽しい 会に!!!

お茶が始まると流石に建物内は静かに(無音)になり

子供は外へ出て走り回って

大人は 中で作動を見るという形になりました。


娘は そこで会った子供たちがとても気に入ってまた会おうということにまでなったほど(いろんな国籍です)



素晴らしい出会いに感謝

これまで結構悩んでいたこと

(娘の日本語のこととか 仕事と育児のバランスとか 学校とか 育児とか)

を偶然に

ちょうどそれぞれに

話すべきと思われる人に会えて


私普段そういうことあんまり話すタイプじゃないのですが

英語で話す相手だったりもするので

※多言語教育について話すとか

(そこに時々日本人も混じる)

帰って色々話しやすくて ついついいつもないくらいいろんな話をしてしまいました。そして答えてくださる方も 大学の先生方がメインなので 色んな知識と経験を持つ方々で、すごく面白い(子供の言語教育でも 過去の経験だったり 脳科学だったり)



そういう話をしながらも

お茶の先生の奥さんとは何故かとっても馬が合い

飲みに行く話をしてみたり(笑)


いろんな意味で楽しく

本当に 参考になる意見をたくさんいただきました!!!


ありがたい!!!


紹介してくださった 方に感謝です。


それにしても なんていうか、、、

それぞれ専門を極めた方々の深い知識と

根本的に大切な文化である茶道とか剣道とか


そういうものが一緒に存在する場って いいですね。


やはり 哲学や物理が目指すように

真理という考え方のように

何事も深く深く突き詰めるとそこは 通じ合うものがあり 物事の本質に近づくほど 全ての森羅万象は集約されていくように思える そんな1日でした。





自分がああいう場であんなに雄弁になるとは、、、。

そういえば 高校まで 私社交的な方じゃなかった気がするんですが

医学を学び いろんなことに詳しい方に会うようになりもう そういう面白い人にはどんどん字文化ら食いついていく方でたったと そんなことも思い出しました。

そういうことが娘もいる場でできるようになったこと

そんなことにも1人感動した1日でした


あ でも雄弁だったのは 動物好きが多かったからって可能性も🤣🤣🤣


関係ないようですがフォロ・ロマーノ

茶道ってこういう 時空を超えた 何かにつながってく気がします。



ローマで読んだのは

この映画の原作者の方の本でした。

(日々是好日 の本も昔に読みました)

樹木希林さんの命をかけて映画に臨んだエピソードにも、ほろりときます。