{プロローグ}「イタリア人義母の憂慮」
今は8月。イタリアにいました。昨日私がイギリスへ帰るため、昼過ぎ(3時ごろ)イタリア人である義母が
義母の家からイタリアローマの空港へ送ってくれました。
空港でトイレとコーヒー休みしてくか聞くも、駐車場代もったいないしカフェでもよるから大丈夫。とすぐに帰って行きました。少しして連絡が来て、、、、「でもこの季節のこの時間のイタリアでお店見つかるか心配」と、、、、
さてそんなわけで
イタリア行ってきました。
家族がローマに暮らすので
「本当のイタリアの街の8月」
が分かったような気がしたので書いてみます。
イタリアは観光大国!
夏はホリデーシーズンだし いろんな楽しいことしよー
と軽い気持ちで行って結構カルチャーショックだったのでご紹介!
まず暑い
日本から行けば驚かないのかもしれませんが
イギリスから行った私たち ものすごく暑かった、、、、、。
特にもう どうにもならないギンギラギンの太陽!
殺人的暑さ!(比喩じゃなく本気で死んでるよ人😅)
そして 日本からだって同じような気温なら
と油断してはいけません!
日本では あの暑さだと「健康管理のためにつけるべき」とされる冷房、、、、
(つけずに亡くなるお年寄りとかたまにいますよね。)
で 想像してください あの暑い夏に 冷房がなかったらって、、、、、
それがイタリア!!!!(いや湿気ない分ちょいマシだけど 日差しは見本を上回る気すらするよ)
イタリアは 温度同じくらいあるのに 冷房はないのが結構未だ基本という感じ、、、、
ま まじか、、、、。
ホテルとかも気をつけないとないとこあると聞くし 電車も冷房なくて温室状態で 35度の屋外が涼しいと感じるほどだったり!!!!(今回B&Bは冷房あるところで選んだからかなり限られてた)
本当にね あっつい中出かけた挙句
休憩しようとしたって 冷房ない室内(カフェとか)ってのは本気で暑い!!!!全然休まらずにむしろ疲れるし 食欲湧かないよ
実際ニュースで 暑さで イタリア人の外で仕事してた人が亡くなったとか 旅行者も亡くなったとか
結構見かけましたよ。イギリス人旅行者死亡ってのも見た
で 彼らの対応方法きくとね、、、、
「イタリアは
夏は暑いから
日中出かけられないし
夏に働くのむりでしょう」
といろんな人に言われた。
え、日本働いてるけども、、、、
そんなわけで 日本は夏でもいろんなところに出かけて楽しむ私も 基本日中は引きこもり生活でした。
私は朝方なので
毎日朝早く出掛けて
それでももう汗だらけになります。
おしゃれとかもう考えてらんない!
もう11時前には活動終了って感じが多かったです。
そんな生きるか死ぬかの暑さ、、、
まずはいきることゆうせんなので
お店選ぶ時も「いい感じのお店」より
(ここら辺は雰囲気良かったけど 冷房なくて諦めた)
冷房あるところ で選ぶことも😅😅😅
(いやそうしないとまじで食べられないよランチとか)
あと スペイン広場とか
トレビの泉のそばにユニクロがあるのですが
(こんな素敵なところにある)
安定の冷房効いてるので
観光の合間に何度もお世話になりました
いや買い物もしましたけどね。
でも冷房の中に少しいられると本当生き返るんですよ!
でまた活動っていうね。
買い物も 基本ショッピングモールとかじゃなく一軒一軒まわるからさ 汗だくよ
とにかく 暑い中坂道も歩くから 格好も暑さと歩きやすさ重視をお勧めします!!!!
昼の後は基本お店閉まります
これは 夏に関わらずですが
基本イタリア昼ごはん後はお店はみんな閉まります。
娘が小さかった頃 せっかく娘のお昼寝時間にお土産買いに行きたいのだけど どこも閉まってて結局お土産買いにいけないという思いをどれだけしたか。
とりあえず 買い物は朝か 夕方後しかできない!
でも子連れだと 夕方お店開くのって 夕飯準備したい時間なのですよ!!!
だいぶこれにはなれたから この時間ずらして
買い物に出たのですが、、、、
しかし暑さと別の8月特有の問題にぶち当たりました!
ホリデーはみんなのホリデー
そして初めに書いたみたく
この時期は 観光大国イタリアにいっぱいお客が来る季節。日本の感覚だと
「じゃあイタリア人も 一番忙しいかきいれどきね」
なんて思ってしまいますが、、、、
違います
「8月は ホリデーの時期なのよ!」
「だからみんなホリデー行っちゃって
お店なんか開いてるわけないでしょ!」
と言われる、、、、
まじか ところ変われば常識も変わります。
そんなわけで
閉まってるお店多数!
まあ すっごい有名観光物((コロッセオとか)
の周りだけはお店あいてます。
でも他は 道も 街もガラッガラ!
がローマの夏であるらしいです。
「だってホリデーのシーズンだもの」ということです
そっかそっか ホリデーは働き手のとってもホリデー!
私たちは ローマのボルゲーゼ美術館そばのB&B に泊まったけれども、そんなとこでも閉まってるカフェとか レストランもたくさんあるし(ええと、、、かきいれないのね ホリデーで休む方が大事なのね、、、、)
やってても 8月は食べ物出さないよ コーヒーだけよ と言われたり、、、、
すごくレビューの良いレストラン行こうと思って確認電話したら 明日からホリデーとと言われたり、、、
ローマのけっこう中心地に住んでる義妹の家に泊まって お店見に行くもどこもホリデー、、、、、つまりお休み、、、、、。
義理の家族(イタリア人)が子供のアクティビティーの場所連れてこうとするも(動物と遊べる場所とか プールとか) 閉まってるところだらけで 家族も「まあ8月はホリデーシーズンだしね」と、、、、
いやホリデーシーズンに遊ぶ場所やショッピング場所は開けてお客取らないのか、、、?
旦那なんか
前日に電話で翌日お店開けるの確認して
暑さと戦って出掛けたお店が閉まってた
お店に貼られていた張り紙にも ホリデーは行った日の次の日からって書いてあったのに!
「多分 気が変わって今日から休みにしちゃったのね」と、、、、、、、、
ま マジか そんなのありか?!!
※有名ミュージアムとかだけは基本開いてます
でも要注意!
そしてホリデーっていつから始まってるのか?!
すごく素敵なミュージアムに行きました。
本当に感銘を受けお土産買おうとお店に入るも その美術館のものがない
店員さんに聞くと
「みんな売り切れよ!だってホリデーだから」
あのね
二ヶ月近くから お土産品作るところは生産やめちゃうのよ
だって作っても運ぶ人が休んじゃうでしょう?(byスタッフ)
え?! じゃあその時から 生産スタッフ働かないのか?!
ホリデーいつ始まるの?!
で
そっから散々
「みんなホリデーなのに私だけ働かされてるのよ!」となぜか愚痴を聞く羽目に、、、、
いやでもここめっちゃ観光地だし
ここで働くってのは この時期働くということなのじゃないのか、、、?
しまいには 祝日前に余裕を持って義母が水素ガス自動車の燃料補給に行くと、、、、
お店空いてるも「水素ガス入れられるスタッフは 1週間お休みよ」と
そんなんも 夏はお休みになっちゃうのか?!!!!!ライフラインじゃね?!💦💦💦💦💦
というわけで 海に行く予定は変更して
昨日も地元で過ごしました、、、。
まあ いろんな意味で節約になるけど イタリアで水素ガス自動車ってかなりリスキー、、、、、、。
日本は「暑いけどどうやって働くか 街を回し続けるか」を考えて 冷房なり建物や乗り物を作り替えるも
イタリアは潔く「諦める!」「働かない」「出かけない」
この同じ暑さへの対応の ベクトルの違い(正反対)が面白い!!!!
日本の働き過ぎは良くないと思うけど
対極のこのイタリアの「ホリデー文化」も結構それはそれで厳しい印象もありました。
(というか普段も日中店閉まるし 休む文化か、、、)
もはや地元民にも車のこととかリスキー🚘
とりあえず
外国に行くということは
他文化へ行くこと!気をつけねばなりませんね。
[エピローグ]義母の苦悩は続く、、、トイレ探し
(さて プロローグの意味今は分かりましたよね。
昼3時ってお店閉まってるとこばっかだし 8月だからまず開けていないカフェ多いしで、、、)
結局義母はトイレ行くためカフェまわるも5軒回ってもみんな閉まってて!!!膀胱ギリギリの6剣目でようやくトイレに間に合ったらしい。デンジャラスイタリア🇮🇹
ちなみにガススタの他にも お年寄り向けのジムコースとかも閉まっちゃうらしい、、、、
「歳とるときついわよ このどこも閉まっちゃうの」
「もう少しこのホリデーのお店始末期間短くならないかしら?」「年寄りにはきついわよ」
確かにね
ローマ生まれローマ育ちの地元民にも厳しいらしい。日本人はマジ気をつけねば!
あ あと このホリデーがイタリアの経済悪くしてるんじゃないかとも(笑)
この不便さはじめはちょっと腹立つ気もしますが
しばらくいるとイタリア人のこのホリデーへの熱意に笑ってしまいます。
まあそんなこんなでも
2週間以上いるとだいぶこの夏の過ごし方も心得てきたので 続きは夏の楽しみ方、乗り切り方を書いてみます。
続く