全く違う記事を

予約投稿していたのですが

すごく 悲しくて 腹が立って


でも日本のニュースだと 同じ内容(内容というか文章)しかなかったので

どうしても紹介したくて載せます。

動物虐待問題です。

苦手な人はスキップしてください。




 馬の虐待

訴えられているのは、3回ものオリンピックに出場し 三つも金メダルを取ってるヒーロー的選手 

シャーロット・デュジャルダン(英国)


(NHKより)


そして内容は ドレッサージ(馬がダンスするように動く競技)のレッスンでこの選手が馬の虐待とされるような扱いを馬にしていたという事件です。

それを示すビデオが世に出たのです。


19歳の選手に ドレッサージのレッスンをしていた時に、馬をムチで24回も打ちまくります。

この選手は今回もオリンピックに出る予定でしたが 協会もこれは虐待だとし、6か月の大会出場停止を言い渡す前に 自分でオリンピックを辞退したそうです。


ガーディアン記事はこちら

https://amp.theguardian.com/sport/article/2024/jul/24/call-for-olympic-equestrian-ban-after-video-shows-dujardin-whipping-horse




 YouTubeでは彼女への非難の声の嵐


英語のイギリスのYouTube等のニュースを見れば、

この選手への非難の嵐。


多くの人が言うのが

彼女の調教がアグレッシブ(攻撃的)すぎること。

実際、彼女は24回もおびれきった馬を鞭で打ちます。


「まるで サーカスの象を叩いているよう」と多くの人がいいます(※今やこれはイギリスでは禁止されているそう)


そして 多くの人が指摘するのが 叩いていることだけではなく

その意味のない鞭打ちです。


だって 馬は明らかに怖かっているだけで なにを求められてるかわかってない感じだと。それであればこのように打つことに

意味はない!!!!


と多くの人が指摘しています。


確かに、乗馬や動物に何かさせる時に

(いいとは言えないけれど)良い行動を引き出すために 多少のフィジカルな力を使うことはあると思う。

それが少し強すぎる時とか それも問題でよくない!


でもこのビデオの違うところは

本当に 「馬にこう動きなさい」 という意図が不明確で ただただ痛い、怖いことをしているだけ。


時に 少しのフィジカルな刺激を入れることで初めて動物にやり方を教え その先に馬と人の関係構築とか 何かのスキルを習得させるのを そして達成感を向上させるように見える時もある。


でもこの 「レッスン」は全くそう言うふうに見えない 意味のない攻撃だと多くの人が指摘していて、だからこその「虐待」認定であろうと思う。

その点が わたしもそこが可哀想でならない。




 イギリスで注目される乗馬やドレッサージ自体の功罪


でもそれにとどまらない

多くのニュースで

ドレッサージていうもの自体が 不自然な動きをさせるこの行為自体が 人道的に許されないものじゃないか?

さらには 馬をオリンピック競技に入れるのは正しいことか?

という議論にまで至っています。


ただ 多くの乗馬関係者がコメントしているのは

これは 普通の調教とは全然違うと言っている点。



そして


 忘れてはいけない訴えた選手の志


ビデオは多々あるのですが わたしが特に気持ちを揺さぶられたのは、このビデオを弁護士に伝えた選手のことを 弁護士が説明する動画。


彼は選手が今回4年も経ってから この動画を弁護士に持ち込んだ理由。


彼女はまだ乗馬界にいるのだと言う。

その業界にいるのにこんなスーパーヒーローのことを世界に訴える勇気はいかがなものかと!


弁護士曰く 彼に訴えた乗馬の学生は シャーロットは誰よりも上手い 最高の乗馬騎手であることから

彼女のすることは全て正しい と初め思ったそう。


でもだんだんと、、、、本当にあんなことが正しいのかと思い始める。で 他の人々にこのビデオを見せたところ 他の人たちに口を揃えて言われたのが、、、


「彼女(シャーロット)は スーパースターよ

わかるでしょう?!

絶対これを後悔したりしちゃダメよ!」


と言われ、、、、、、


真顔真顔真顔真顔真顔真顔真顔真顔真顔


恐ろしや、、、、

この流れを聞くに 多くの人が知ってたのでは、、、と思ってしまう、、、。


でも最近 他の有名騎手も訴えられているのだと言う

そこで彼女は勇気をもらい

これではいけないと思い 


さらにこの選手がまた オリンピックにでるのは正しいことではないと思い 訴えたのだと言う。


弁護士さんも本人も 周りも危惧していたように 本当にこんなスーパースターを訴えると言うことの怖さ、、、それでも訴えたのは 本当に彼女の志ゆえかなと思う。

そして動物好きとしてすごく気持ちがわかる。


訴えた生徒は、

ドレサアージの世界(調教の時にどう取り扱うのか)を改革したいと言う 強い気持ちがあって訴えたのだと言う その気持ちを聞いて本当に泣きたくなります。


わたしも乗馬をする

けれど乗馬をすると言うことと こう言う扱いをすることは全然違う!


弁護士の話はこちら↓(すいません英語です)

https://youtu.be/nILKmavdFm0?si=VnQhYHtq0HWm25_2



シャーロット選手は「大変遺憾です 反省してます」みたいなことを言ってるようですが、、、、。



 動物の幸せを願ってやみません

わたしも乗馬自体がオリンピックから追い出されるべきかどうかはわかりません。


でも いじめ抜かれておそれで馬が動くと言う競技ではあって欲しくない。

ぜひ 今回の告発を境に この世界が変わってほしいと思います。


そして 可哀想な馬や 動物が減って幸せになってほしいと願ってなりません。