私は 学生の頃 精神科にも実習に行きました。
そこで学んだ一番大切なこと 役立ったことの一つは
「オン&オフをきちんとできるようになるスキル」
だったように思います。
精神科では 相手のちょっとした一つの行動からその可能性を10も100も考え
→色々な根拠からそれの中のその人の気持ちを幾つかだけ見つける
→そのために根拠集めや 声かけや
→それで出てきたことをまた頭の中で分析し 自分が取るべき最善の行動をとっていく
と言う めちゃくちゃややこしいことを 一瞬一瞬で行っていきます。
さらに 自分の取るべき行動や 発言も 自分の気持ちよりも そういった分析から導かれた最適解と 相手との関係のもとに提供していきます
これ 初めは難しいのですが
だんだんと自然にできていきます。
ただ その後の落とし穴、、、
これを自然にする習慣がつくと
日常生活でもしがち!
そうすると めっちゃ頭が疲れる かつ なんと言うか相手に本当の自分で会いにくくなると言うか、、、、もちろん精神科に関わらず色々な仕事であることとは思うのですが
精神科のいるとその範囲と言いますが情報量と言いますかが 一般の仕事上の 一応「障害レベル」には判定されていないとされている方々と関わるのとは桁違いになってきます。
で インターン先の先生に教えられたのは
オンとオフの大切さ です。
実習期間中にこの オン(仕事中)の頭の使い方 と オフ(仕事終わって自分の社会生活)との切り替えも学習できました。
この能力本当に助けられました。
私がその後働いたのは、精神科領域ではなく身体領域がメインです。それでも もちろん 患者さんは悩んだり落ち込んだりします。さらには人生について考えたり、、、そこで 精神科領域で学んだことはすごく役立ちました。やはり精神科で使っていたような自分の中の力を使うし、同僚とのやりとりや 物事をスムーズに進めるにあたって そう言う能力って大事です。
でも 仕事が終わったらそれをおしまいにします。
私のオン&オフは激しくて
仕事中はできる限り 素早く働くのですが
オフになった途端、、、、、、
本当に ぼんやりと言うか、、、、
なんなら 患者さん利用者さんの名前を言われてもピンとこないレベルです。
なんなら よく仕事中に電話や対面で会っていた社外の方と 仕事後に飲み会に行くと 初回はみんなに結構
「ええと、、、本当に同じ〇〇さんですよね?」と聞かれる始末🤣🤣🤣🤣
申し訳ない。
でも私はそうすることで 明らかに仕事中は頭を効率的に支えている感じがします。
眠りが脳の回復に大事って言いますがそんな感じ。
そして仕事以外の時間は 本当に結構素直に自分の気持ちを出して そうして行動できるので
すごく静心的にも楽しくて満たされます。
社会人を始めて そんなふうに楽しく過ごしてました。
しかし!
そして ここしばらく あまりに短期間で色々覚えて終わらせる必要がある日本での仕事
昔は仕事時間以外一切仕事をしなかったのに
ここしばらくは 仕事後も結構やるべき連絡とか色々をしてしまいました。そうしないと本当に一ヶ月いないに終わらせられないので。しかも 今の時代ケータイで 友人との連絡も 仕事もできてしまう。友人に連絡取ろうとかしてても 仕事のことが目に入ってしまう!
そしたら なんだか最近 オンオフの切り替えができなくなってきてしまいました。そうするとどっちも 効率落ちちゃうんですよねー
オフ時に 短時間で思いっきり楽しむのにも
あと いつも職場の結構遠くにすんでたのに 職場の近くに住んでいるのもよくない感じ😅😅😅
と そんなわけで、、、、
もちろん読書しながら!
この本もとっても面白かった。(読み終わってしまいました) 誰しもふと負のループに入っちゃうと 毎日が色々とうまくいかなくなる 楽しめなくなる。
料理がきっかけでそんな毎日がガラッと変わる って感じの本です。でも つらさも 心が動く様子もかなりうまく描かれてます。