イギリスで住んでいる家
まあ普通に親子三人で住むのにあったサイズ。庭もあって りんごの木には100個を超えるりんごがなり、庭に落ちる枝と 時々どこかからもらう大きな木を切ったものを薪割りして 冬には薪ストーブもつけられる。
日本の家よりは広々としていて、自分で色々できる。でも 壁は本に覆われ(全面本棚) 本当に多くのものが置かれている。
、、、なんと言うか 私のテイストにはちょっとものが多すぎる。(でも旦那は多く持ちたい派なので仕方ない)
日本で暮らした家
シンプルな古めのマンション(?) 最低限のものしか持たないので 掃除も片付けも楽ちん。壁には一つくらい何かを貼る程度の装飾なので 情報過多にならないし 飾ったものの見栄えもする。
そう言う中で暮らすと
本当に 頭がスッキリする。
考えたいことを スムーズに考えられる。(例え貧血がひどくてすらも)
妹の家と実家を見て
妹の家へ何度か行った。本当に片付けられている。一方で、うちの実家は常に散らかり 母親の部屋はもう、、、足の踏み場がない状態。クローゼットもあるがそれが閉まらない。三階はまるまる収納なのに そこも目一杯に物を置き見つけられない。
例えばペンや電池や ちょっとした物を借りようとした時 妹の家では1分で出されるものの 実家では何十分も捜索が始まる感じ。
だから当然 実家では母はいつも忙しく
子供が2人もいる妹の家では余裕がある。
さらにいえば 妹の家のスッキリした感じと 余裕を作り出している理由は単に片付け上手と言うより やはり新築の家の新しいシステムが大きく影響しているように感じる。今や日本の家 高いところにある棚も 簡単に下ろせるようにできているし 引き出しなども本当に物が入れやすいようにできている。だから物の出し入れも簡単で どこも綺麗に物が収められるし、大勢人が集まっても食後のお茶を飲んでる間に、食洗機で洗える。そして 子供がいる家に嬉しいのは洗濯乾燥機、夜お風呂に入るときに全ての汚れた服とタオルをこれに入れ 朝には全て乾いている。
あ あれおかしい もっと情緒的な家のことを書くはずが、、、、😅もちろん全て便利でシンプルなのがいいわけじゃなく 手間のかかる良さもあるとは思う。
でも 情緒のある時間の使い方、子供がいて 洗濯物星にとたれつ時間をもっと大事に対話の使うと言う方法は 私は悪くないように思う。そう言う 日々の生活をスムーズにしてこそ生じる情緒的にな佇まいとか時間の使い方とか、、、。対照的な二軒を見ていて思う。
そして どう見ても間違いなく 子供の習慣やら 考えやら そう言う根本的なことに影響を与えている気がする。気をつけなきゃ!
では自分の家はどうしたいか、、、
そして うちは
イギリスの家は 実家に近く
日本にいた家は 妹の家に近いように思う。
でも またそれとは違う軸が私にはあって
なんというか それは服装にも現れるのだけど 妹の服装はいつもシンプルかつ流行に合った物。お店で言うと駅ビルにあり、人気のお店のような、、、 一方で私は駅からは遠く でも川沿いにある小さくもセンスがあり一つ一つのことに物語があるような そう言うお店や物が好き。
家も同じで 綺麗なだけよりは そう言うなんらかの深さみたいな物が醸し出されて欲しいと思う。今回の短い滞在でも手芸のものやこだわりのお盆などはしっかりと手に入れておかれた。
素晴らしい本に出会う
そんなことを ずっとしばらく考えつつ上手く頭でまとまらないなと思っていた今日この頃。
日本 → イギリスの飛行機で 北極を越えて呼ぶ飛行機の中で読んだ 梨木香歩さんのエッセイ本の中の家への考えがとても素晴らしく面白く、そして私の考えていたようなことが本当にスッキリとまとまっていた。
梨木香歩さんの本を読んでいつも感じるのは 深い深い知識は ある意味繋がり 国や時代を超えていくような気がすること。これは本当に 世界を超えていく飛行機で読むのにぴったりの本でした。
続きます。(素晴らしかった本の話も続きます)