クリスティングル

先日

クリスマス会で

クリスティングルというものを見せてもらった。

こう言うもので


ロウソクがイエスを表し オレンジは世界

そこに初めから地球も ドライフルーツもありますがそれだけでは見えない。キャンドルであるイエスが(キリスト教が)照らして初めて世界が明るくなると言うもの。

(BBCより)


とってもわかりやすい オブジェだと思う。ウインク



 ルネッサンス

一方 ルネッサンス

いま 塩野七生さんの「ルネッサンスとはなんであったか」を読んでいます。


キリスト教に支配された中世。神は1人、信じることが一番 「なぜ」と言う疑問を持つことは良い信者ではありませんでした。(時に暗黒時代とも呼ばれます)土地すらも全てキリストのものを借りていると考えられていました。

そう言う時代に

ルネッサンスは光を当て、徐々に 様々な人間の発見 科学の発見 文化の発見をしていきます。(地動説、生物学 すべてこの中世の価値観ではダメでした。)



私は クリスチャンでも 無神論者でもないので

どちらが正しいとは言えませんが まさに正反対とも言えるこの表現を 興味深く感じます。


また クリスチャンである人が熱心に話すのを聞いて クリスチャンはそう考えているのか と言うのも日本ではなかなか見られないので とても興味深いです。これを実際に見てからルネッサンスを読むと また面白さが違ってきます。

いずれにしても 一つの見方だけでなく 多様な見方をできるような 自分を持っていたいと こう言う違いを見るたび思います。




最後に この本で ルネッサンスの始まりに塩野さんが挙げている人の1人 

フリードリッヒ2世を紹介します。

(あの怖いお父さんを持つドイツの方じゃなく、神聖ローマ皇帝の方です。)



好奇心の赴くまま 数多の書物を読み耽り、この時代にあってアラブ人やユダヤ人とも付き合ったそう。ギリシャ語、ラテン語、ドイツ語、フランス語、イタリア語、アラビア語を完璧に 読み書き話せたそうびっくりすご!


そして彼は 全ての分野を整えます

法律整備、官僚整備、税の公平かつ効果的な徴収、通貨の整備(この時代ヨーロッパの貨幣は信用度が低くみんなすぐイスラエル世界の貨幣に変えていた)

ポーンポーンポーンすご!そんなにできる?!1人で?!

 大学の新設(キリスト教に支配されたものから学問を学ぶ場所へ)医学校を 他民族にひらけたものにもしてしまいます。

ポーンポーンポーンポーン凄すぎ!!!

こんな人がいたら きっと 今のかなり絶望的なイギリスだってささっと改善しちゃいそうです。



この人の十字軍遠征がまたかっこいい!

彼は十字群遠征を嫌っていました(イスラム教も知る彼からすると、キリスト教徒が「奪還」すると言う考えがナンセンス)。

しかし法王にせっつかれます。そこでイスラム教徒のスルタンとの書簡を行き来させて、協定を結んでから 上陸、無血で客人のように聖地へ迎え入れられます。モアディンを彼に滞在中やめさせたと言う高官に「ならばあなた方がヨーロッパを訪問する時 我々キリスト教徒は教会に金を鳴らせなくなってしまうではないか」と笑ってみせ、高官たちの信も得てしまいます。そしてエルサレムの教会でエルサレム王として戴冠式まで行い、イスラム教側と和平協定(キリスト教徒の聖地巡礼を可能とした)も設けます。


 キリスト教会の評価

が こんなかっこいい彼の活躍をよそに協会は、、

協会は異教徒を1人も殺さなかった十字軍は認めないと評価されません。(キリストの愛どこ?!)

その後 十字軍編成したフランス王ルイ9世は、6年かけて敗北し、再度挑戦するも遥か遠いアフリカに上陸できたのみ、その後王は死にます。にも関わらず 彼は協会に評価され 成人に列せられます。

泣くうさぎ泣くうさぎ泣くうさぎ


長くなってすみません。

まあ 世の中難しい!

とりあえず 今のイギリスには

フリードリッヒ二世並みの人が欲しい!!

ニコニコニコニコニコニコ

そして 個人的には、一つの視野に縛られない

広い視野を持っていきたいと思います。