実家に住んでた頃 持ってた家具は 大きなガラス戸付きの本棚と 掃除機でした。(ベッドもいらないと思って買っていなかった。場所取るし)
大人になって一人暮らしを日本でしていたときは
大塚家具で買ったしっかりしたキャビネットがあり
それにハードカバーの本を収納してました。
私はこの引き出しへの本の収納結構気に入っていました。
立てて入れれば背表紙が見える。(本ように買ったのでハードカバーの奥行きの高さちょうどの引き出しでした。
埃も被らない
そして 本棚よりも結構本が入ると思います。小さな棚だったけど100冊くらい入ってました。
たった 5段しかなく
一段目 吉本バナナさんの本のみ
二段目 江國香織さんの本のみ
三段目 村上春樹さんの本のみ
残りの2段に それ以外の本を収納。
ほぼ毎日本一冊を読んでたので
そこに入る本は本当に厳選されたものだけ。
上橋菜穂子さん初め いくつかお気に入りが入っていました。(雑誌や、教科書類は別のカバーのない棚に入れていました)
それ以外は、実家行きか 古本屋行きか
読み終わるなり決めて行き先の箱へ入れていました。
すでにあの棚は
日本に置いてきてイギリスにありません。
しかし
意外とあんなに安心して すごい数の本を入れられる頑丈な引き出しって 今の時代ないですね。
かなり重くて しっかりした木でできていたからこそできた収納だったと後から改めて感心しています。
そして先日
あの引き出しがあったら
一段を設けてあげたいと思う本というか作家さんに出会いました。
閉塞感と
長い人生の中での
気持ちや見え方の変化を それは上手に描いてくれていました。
しかしでも その時々のキラキラも
消さずに。
それってすごいことだとおもう。
「人生の小説」その通り。
いい本に会えると 本当に嬉しい!
とっても感動してしまいました。
このかたの本は読んだの2冊目でしたが もっと色々読んでみたい。
とうとう 日本で買ってきた本も 未読は後一冊だけになってしまいました。
まあ 今は英語の勉強しなきゃだから まあちょうどいいかもしれない。、、、、と思い込むことにしよう。
最近は英語の本を読み YouTubeもできるだけ英語のものを聞いてる。
少し前に英語の嵐ヶ丘を読み 今日はヘンリー8世を聴き、、、。でも ヘンリーとか正直日本語のの方が断然面白かった。結構いくつも有名なのをみたのだけど それでも すごい長い話だったのに、周りの人の人物像とかそれによる影響とかへの言及がものすごい少なく、あの短い時間も咲熊さんのYouTubeの方が何倍深くわかるか!
と 思いながら見ました。
嵐ヶ丘は、、、まあ 読み出したら止まりませんね。日本語で読んだことなくて 初めて内容を知りました。
日本に置いてきた あの棚は やっぱり持ってくればよかった。大きすぎず あそこに収めることで 自分の大事にしているものが一目でわかって本当に良かった。
それからソファ。
飛騨の木材を使った 手すりが本当に気持ちいいものだったのに これも置いてきてしまった。
なんだか 今にして思えばあれらは 私に魂の一部のようなものだったなあと思う。
早くまた そういうものを集めたいと思います。
今イギリスで持っている本棚も、本をとりあえず埃からは守ってくれるし、それなりには気に入っているものの あのキャビネットや 実家で使っていた本棚ほどに しっくり する感じではない。いつか見つけたい。
イギリスで利用中の本棚。本当は食器棚らしい(その方が結構強くつくられてるし、ガラス戸で埃がつかないから好き)アンティークの買いました。
なんだか 取り止めのない話になりました。もうすぐ大事なお友達が引っ越してしまう-そして引っ越しに様子を少し前に見た-からかもしれません。
そのお友達からもらった鰹節で作ったお吸い物が 最近で一番おいしかった。昨日はそれを飲みまくってお腹いっぱいに。
このお気に入りの焼き物に入れて飲むと、心も温まります。
暗くて寒いこの季節
心も 体も 温めてなくちゃ
良い週末を!