Lipedema というのは

日本語で言う 脂肪性浮腫 のことです。

イギリスにいると このタイプの人は

かなり多いし 

その症状も日本では見かけないほど重度な人が多い。

まあ 肥満が人口の65%と言うことなので

当然といえば当然。


ちなみに リンパ管浮腫Lymphedemaというらしい。


浮腫(むくみ)は色々な理由で、血管から出た体液がきちんと戻らなくなって膨張する。もちろん心臓の問題とか低栄養とか、リンパ管(体液や蛋白質などが戻る)をとったとかさまざまな原因がある。

けど いずれの理由にしろ 脂肪細胞はとっても悪影響!すでになんらかの理由で通りにくいトンネルが脂肪細胞で押し潰されたり液体が押されて出たりするところを想像すればわかりやすいと思います。戻りたい体液が、脂肪に邪魔され移動しにくくなります!

リンパ浮腫学会というものがあって ホームページを見るとその治療には「減量」も入っています。

なんと「減量もとても大切です。ここまで述べてきたような治療も、もし太っていれば全く効果がでてこない、といっても言過ぎではありません。」とまで言われています!


イギリスは肥満の頻度も 程度も日本では考えられないレベルなので それに伴う浮腫もひどい。最重度の人もしょっちゅう!

すぐに包帯巻くかストッキングをはかされているけど 正直減量と運動(運動で体液が動く)が第一選択ではないかと、、、、。



さてさて

Knee replacementとは 

膝の置換術のこと。

こちらもさすが 

肥満が多い ✖️ 医療サービスが足りない 国イギリス🇬🇧(言い方!笑い泣き)


膝の置換術の手術も BMIが一定以下の人が優先されるらしい。


一定以上の人は「体重をまず減らしたら 手術をしてあげる。」と言われるらしい。


シビア!びっくりびっくりびっくり

でもサービス不足は深刻で、、、、今深刻な心疾患でも治療待ちの人が10万人くらいいる、そのうち約半数はすでに一年以上待ってるらしい。その間にどんどん悪化しなくなる人もいるらしい。

そうなるとやはり、効果が高い人から行うしかないと言う感じもしてくる。


もちろん 手術をして動けるようになったらもっとカロリー消費も増えて、、、と言う意見はあるものの やはり体重がある程度を超えていると手術をしても予後が良くないらしい。そして、、、、消費がちょっとの動きの改善でできるレベルではない人もたくさんいるのじゃないかと、、、。



この障害や病気を区別して治療や負担を決めていいのか?はよく議論になるところ。

でも財源も (イギリスにおいてはその人的資源も)かなり限りがある。

例えば本当に突然に なんの生活習慣による影響も考えられないような状態で 重い病気を発症する人もいる。


日本にいた時に、そうゆう病気の人が、、、

肥満や高血圧等でも、気をつけない人を見て、、、

時々 こう言う努力をしない人と 同じサービスを同じ金額で受けると言うことに矛盾も感じる時がある、、、あの人たちのは努力すれば良くなるのに、、、、と控えめに 吐露されていたのを思い出します。

命の選別はもちろんいけないけど とっても難しい問題だなあと思う。


そうは言っても

日本人 なかなかこちらの人の大きさは想像できないと思う。

私は子供の時から痩せ型で ただ単に体質であまり太らない。日本のそう言う話題はみんな気にするナイーブな問題なのでちょっと苦手だったが、、、、

こっちで子供連れでプールに行った時のこと。

ちょっと豊かなママ二人が、「あんた細っこいわねウエストいくつ?!」と聞いてきた。

答えると、、、

「あはははははは

それ 私の腕より細いわよ!

足はその2倍ね!

あはははは😄😄😄😄😄」(大爆笑)


いえわたし そんな細くないですよ。

でもそのままたち 日本人女性のウエストレベルを2本腕に

4本足に持つと言う大きさ、、、、、。


私の方が太い 細いと言う日本人の発想は大きく飛び越えてます。

そのおおらかさはいいなと思いつつ


子供のためにも野菜も食べてねー

と思いました。


うちの野菜たち成長中!

トマト どれだけ出来るんだろ、、、、


きゅうりいっぱいなってきたー