業種にもよりますが基本的にサラリーマンは終身雇用で長丁場なので、

最初から全力で飛ばす必要なんかないのです。

若い時にやったことはもちろん一生使える自力とはなりますが、

あまりやりすぎると息切れしてしまいます。

それは自分がそうなのです。

何がなんでも高い評価がほしかったので、最初の10年はがむしゃらにやりました。

周りにもかなり評価されていたと思います。

その後、意に添わぬ異動で、モチベーションが下がりました。

他にも色々あり、会社に不信感を持ちました。確実にこれを境に下り坂に入ったと言えます。

その後、体調を崩して体力が低下したり、家庭も持ったことで

今までみたいに仕事ばかりとは行かなくなりました。

特に体調を崩して影響は大きく、無理はしないでおこうとの頭になり、

その辺りで自分の評価がだんだん下がっていった感じです。

なぜかというと、若い時に頑張りすぎて期待値が高かったからです。

歳をとると体力は落ちるし、家庭ももち仕事ばかりというわけにはいきません。

この時期にもう少し頑張れば早期選抜で管理職になれるという段階にきましたが、

そのようなこともあり、異動してもそのような評価にはなりませんでした。

そして昇格したのも他人よりやや遅めでした。

早期選抜組とは差がついてしまい、これ以上昇格しても金銭メリットもない状態です。

若い時はセーブして爪を隠し、30代以降に徐々に本領発揮する作戦であれば

そこまで評価が落ちることもなかったのかもしれません。

所詮会社員なので程々に頑張るのが一番です。