若手の頃の上司だった人は、
同世代で一番に課長になりました。
ただ突出した実力があるわけではなく、その上の世代とかなり年代が空いていたため、
課長になったわけです。
課長の年代は非常に社員数が多い+上の世代の人数そのものが少ないため、
数年経てば同年代の人もどんどん上がっていく時代でした(ほぼ全員が課長になれるくらい)。
その中で、その上司も出向したり、他部署に異動して課長をしたりされていました。
ただ、自分はいけると思ったのか、プライドも高くなっている様子が伺えました。
時間が経つと同年代の中でも部長になる人も出てきました。
年下に追い越されるケースも出てきて、
それが本人にとってはかなり気に食わなかったようです。
(本人も皆が嫌がる異動をしてきているのでそれはそうかと)
そして最終的にどうなったかというと、
本社に戻ってきて、ポストがなく中途半端なポジションになっています。
一番早く出世したのに最終的には戻ってきたら下の世代が部長になっている。
本人はかなり不満を持っているということも聞きました。
ここで定年を迎えるしかありません。
皆が嫌がる異動を何度もしているのに、会社がキャリアやそれに応じた処遇を考えない。
以前は、このあたりの配慮は会社もちゃんとできていた。
それができなくなっており、不信感を持っている部分です。
私もそうです。
前の記事の異動して損したパターンです。