あくまで自分の所属する企業での経験ですが、
未経験への転職が難しくなる年齢以降は、
職種を変える転職は難しく、あくまで異職種に挑戦するのは
社命による、完全に運と巡り合わせの勝負になってきます。
そこで、3年ほど実務経験を積めば、
二種以上の職種での転職のチャンスを得ることができます。
部署により、転職の難易度は変わってきます。
事務系で言えば、営業・経理・調達・法務・物流などは他社でも募集は多く、
仕事内容も他業種に行ってもおそらくさほど大きく変わらないように思います。
色々調べると、総務などは外部募集せずに異動して人員補充することが多いようなので
転職は難しいようです。
あと安全部門なども、潰しのきく職種です。
技術系では皆行きたがる、新卒が配属される花形部門の、研究、開発、技術に関しては
保有する技術はあくまでもその企業特有のものなので、
正直いうと引っ越しも覚悟しないと経験を活かせる求人はなかなか巡り会えないかもしれません。
また同業他社への転職はかなり警戒されるはずです。
そういう職種は自社の場合なかなか異動もないので、
転職じたい若い頃を逃すと厳しくなってくるような気がします。
私も技術の職種でしたが、それをピンポイントで活かせるのは他都道府県へターゲットを広げるか、
取引先などになってきます。
会社としてもノウハウの流出防止と、転職はされたくないため、
潰しの効かない職種で移動もさせず自社でやるしかない状況にし、囲い込む意図があるのかもしれません。
また、若い頃は辞める気になんてならない見習い程度で、本当にのんびりしたものです。
反面、途中から異動で来ることの多い、
品質保証、品質管理、分析、生産管理、保全など
上記に比べれば地味ですが、他社でも需要は結構あります。異業種でも潰しが効くことも多いです。
それを会社はわかっているのか、家庭を持つ年齢になってからの異動が多いです。
(もちろん移動させてもやめにくいから)
私も上記職種ではないですが、前部署より圧倒的に求人はある職種です。
穴場のため、倍率も低いようです。
配属はほとんど運ですが、職種により転職のしやすさは変わります。