生命の木の物語・1 | 自由・変容・ロマン!女の人生をもっと楽しむ占星術&ヒーリング Liberty rainbow



これは、5人の女の子たちのお話です。


「今日は久しぶりに皆でおいしいものが食べたいなあ。」

ヒロミちゃんは思いました。

こんな寒い日だから、栄養たっぷりで、あったかくて、皆が幸せな気持ちになれるスープがいいよね。そうだ、そうだ、スープにしよう!

「みんなでおいしいスープを作ろうよ!!」

ヒロミちゃんがそう言うと、

「いいね、賛成!楽しいなあ。」

チハヤちゃんが早速準備にとりかかります。

「にんじん、たまねぎ、じゃがいも、、それからそれから・・・これも入れるとすっごくおいしくなる気がする~。よし入れちゃおう。」

どんどん鍋に材料を入れていくチハヤちゃん。
めずらしい具材も入ってるけど大丈夫かな?

「じゃあ、ここからはマイちゃんにバトンタッチね。」

「OK、まかせて!」

・・・とは言ったものの。

「こういう具材って、ふつう一緒には入れないんじゃないかなあ。どういう味付けにすればおいしくなるかなあ?」

悩むマイちゃん。

「でも、ヒロミちゃんが皆でスープ食べたいって言ってくれたんだし、チハヤちゃんのチョイスはいつも間違いないし、皆が出来上がるの待ってるんだし。ちゃんとおいしいスープにして一緒に食べたいよ。頑張らなきゃ!」

スパイス入れて、グルグルかきまぜて、コトコト煮込んで・・・。

「これ、かなりいいんじゃな~い!はい、できあがり!」


「じゃあ、テーブルセッティングは私ね。」と、オーちゃん。


そして。

皆が席に着くと。

「うわあ、すごーい。素敵~~!」

美しいお皿によそられて、湯気を立てているスープ。
おいしそうなパンも添えられています。
おまけに、いつ用意したのかシャンパンまで。
シュワシュワと光る泡がとっても綺麗。

「いただきま~す!」

ご馳走と楽しいおしゃべり、皆の笑顔。
幸せな食卓です。

「ねえ、こんなにおいしい食事、私たちだけで食べるなんてもったいないと思わない?」

アイカちゃんが言いました。

「もっと多くの人に食べてもらいたいな。ねえ、今度はたくさんの人を呼んでパーティーしない?それか、お店開いちゃうとか。こんな幸せな気持ちになれるレストランって素敵だよねー。」

夢はふくらむ、話も広がる。

新しい企画はどう続いていくのかな?

こうして楽しい夜は更けていくのでした。


<終わり>




オーラソーマレベル3コースで学んだ生命の木。

たぶん、自分自身の成長や、今いる位置によって見え方が違うのかもしれません。
初受講の時とは違った感触がしました。

「生命の木ってこういうことなんだな。」と私が感じたことを物語にしてみました。

楽園へ戻る地図。

思いをつなぐということ。

人の思いを感じて、自分にできることをせいいっぱいやるというのが一つの鍵になるのではないかと思います。