1カ月半、寝たり起きたりの生活から
6月15日 完全復活を果たした私は
外出もできるようになり
買い物が終わった後
夫が運転する車で
ショッピングモールから出ると
歩道に「HELP」と
書かれた紙のボードを
持っている女性の姿が
見えてきました。
その女性の少し後ろに
男性と、ベビーカーが
見えたのですが
車を走らせていて
急に止まることもできず
夫と、もう一周してみようと
車を走らせました。
もう一度同じところに来ると
今度は男性のほうが
歩道に立っていました。
私は、お財布から20ドル札を取り出し
夫は、徐行しながら車の中から
男性に向かって手を振り
車の窓を下げた瞬間
急にすべてがスローモーションに
見えはじめ、その男性だけではなく
その男性の奥さんらしき人と
ベビーカーの詳細な柄まで
認識することができ
その男性が
宝石のような美しい目をしていて
奥さんらしき人も、同じように
宝石のような目を持っていました。
その男性の手には
赤・ピンク・白の3本のバラが
握られていて
私はそのバラの花びらまで
はっきりと見えていました。
私はゆっくりと20ドルを
その男性に渡すと
男性はその宝石の目で
私の目の奥をみつめ
何かを伝えてきたのですが
今思うと、それは声というよりは
テレパシーのような感覚でした。
そして彼は、手に持っていた3本の
バラの中から、白いバラを1本
私に差し出してきました。
『HELP』という文字を見て
私たちは、ただ、20ドルを
赤ちゃんために使ってもらえれば
いいなぁと思っていたので
寄付のお礼にバラを
渡していることに
気付いていなかったのです。
私は、「Thank you」と声に出して
彼に伝えたのか、或いは
テレパシーだったかは
思い出せませんが
私は、車の助手席に座りながら
確かに1本の美しい白いバラを
手にしていました。
実際の時間にすれば
3秒ぐらいのこと
だったかもしれませんが
私には、時間を超越した
スローモーションの世界に
迷い込んだような感覚でした。
あの人たちは
本当に人間だったのかなとさえ
感じるのです。
その数分後、LINEを通して
友人から、美しい写真が
送られてきました。
その写真を見た瞬間
祝福のファンファーレが
鳴り始めました
それはそれは美しい
ヘイロー(暈・かさ)の写真
この写真には、何か特別な意味が
含まれているかように感じました。
そして
ふと、車のダッシュボードに
目を向けると、今朝、届いた
高らかに笑っている置物のブッダと
目が合ったのです。
白いバラ・・・
友人からの写真・・・
笑顔のブッダ・・・
この日に受け取った3つは
もしかしたら繋がっているかもしれない
家に着くと、すぐに
白いバラの意味を調べました。
『新しい始まり』
そして・・・
『祝福』と書かれていました。
また祝福だぁ～。
ブッダの置物を夫のオフィスに飾ろうと
地下1階へと続く階段のところまでくると
その踊り場に飾ってある絵が
目の中に飛び込んできました。
白いバラだ!!!
ずいぶん前に購入した絵で
有名な画家であるアキアナ(Akiane)
が11才の時に描いたものです。
このタイトルなんだったけ～と
もう一度調べたら
Blessings
またまた祝福だったのです!!!
夫のオフィスに飾ったブッダは
持っていたオラクルカードにも
存在していました
Power of Joy
喜びの力
喜びの世界を見たいのなら
何もなくても
何も起こらなくても
そしてたとえ
何かが起こったとしても
内なる世界を常に
喜びのエネルギーで
満たしていましょう
そして
大いに笑うこと
そんなメッセージを受け取ました。
肉体がどんどんと衰弱する中
とことん自分の内側と向き合い
気付き、手放し、浄化を
繰り返した一カ月半
この体験さえも、祝福であり
よくやった!と喜んでいいのだと
私は、はっきりとわかりました。
白いバラは
友人の写真から
笑顔のブッダへと繋がり
美しいメッセージを
届けてくれました。
このバラは
部屋中を祝福の香りで満たし
1週間以上も
枯れることなく
輝いていました。
そして今でも
祝福と喜びの中で
私は存在しています。