ここは尺取虫の被害が少なかったようで、楽しめますね。
被害に遭った株。
蕾ごと食べ尽くされています。
お花が残念な理由は8割方が尺取虫の影響ですが、もう一つあると思います。
それは開花時期が揃わないことです。
一株の中に、茶色く枯れかかった花もあれば、まだ蕾の枝もたくさんあります。
最近の天候不順の影響でしょう。
暑かったり寒かったりして、サクラもウメもその他の花々も開花時期が狂ってきています。そして、揃いません。
揃わないと美しく見えないどころか、受精の困難にも関わってきます。
清楚で美しい花は、安らかで素直な気持ちで眺めたいものです。
星生山が指を立てて挑発しています。
ガスで日が差していないのもありますが、ピンクが少なく寂しい気持ちになります。
かなり食害を受けた場所。
着きました。
寒いのでカップ麺を食べようと、サーモスの水筒を出そうとして落っことして、蓋が割れて熱湯がこぼれてしまいました。
よって、食事は下のお店で買った220円のおにぎりのみ・・。
白ミヤマを観に行って、山頂を降りようとしていると、鹿児島の方が話しかけてきました。
瀬の本から登ったけれど扇ヶ鼻も花が残念だったとおっしゃっていました。
山頂は10℃以下だったでしょう。
寒くて手がかじかんで痛かったです。
冬でもないのに不思議な感じ。
尾根伝いに下山します。
星生山の南側面はこんな花つきです。
中央だけお見事。
食われまくった株。
池塘周りも良くありません。
満開の株に顔を近づけて楽しみました。
つづく。