私たちには大きな事はできません。ただ小さな事を大きな愛で行うだけです。
マザーテレサ
マザーテレサを知ったのは、たしか小4年のころ。
沖守弘 著
『マザーテレサ あふれる愛』
が、実家の本棚にあったんですよね。
読み進めるごとに、身体がふるえる感じというか、熱くなるのがわかって、
感動するとは、このことか❗️という体験でした。
本の終盤に、日本にマザーが来た時のことが書かれていて、
『けさ、私は、この豊かな美しい国で孤独な人を見ました。この豊かな国の大きな心の貧困をみました。・・・中略・・・豊かそうに見えるこの日本で、心の飢えはないでしょうか。だれからも必要とされず、だれからも愛されていないという心の貧しさ。物質的な貧しさに比べて、心の貧しさは深刻です。日本のみなさん、豊かさの中で、貧しさを忘れないでください。』
マザーのこのスピーチが、心から離れませんでした。
宗教をこえて、こんなにも愛に溢れた人がいること、日本がどんな国か、私が日本人に生まれたこと、、色々考えさせられました。
その後、高校を卒業して一人暮らしを始める時にもこの本と共に家を出て、短大二年生の春休みにマザーハウスにボランティアに行くことに決めました。
英語も全く話せないし、海外にたった1人で行くなんて、私にはかなりの勇気が必要だったけど、
でも絶対に行ってみたい場所、ここを自分の目で見ないで死んじゃう方が悲しいかも!と、インド行きを決めました。
もう20年くらい前の話だけどね、
インド、すごく刺激的な場所でした。
続く!