なんか、全然眠れなくて更新
『雨のち晴れ』本当に素敵な作品でした。
本当に今やることができてよかった作品でした。
唯一の衣装写メを(笑)
髪の毛ボサボサ陽介スタイルです(笑)
さて、今だからできる裏話的なことを少しだけ。
毎回終わってみて、ああすればよかった、こうすればよかったって部分はあるんだけど、今回ももちろんそれはあるんだけど。
4日目が終わったときに演出家のじゅんぺーさんから、最後の演出というか要求というか話されたのが
『血を繋げてほしい』
でした。
今回は兄弟の話がメインなので、本物の兄弟愛が見たい。
生々しいものが見たい。
と、言われました。
頭のどこか冷静な部分があって、動きが綺麗すぎる、上手く動きすぎてると。
もっと、本能のまま動いてほしいと言われました。
役者としては、かなり怖いことでもあります。
やっぱり舞台という作品だから、表現をしなければいけない。
どんな作品でもきちんと魅せなければいけないわけで。
でも、とくにあのラストの別れのシーンは感じるままにやってほしいと。
今回、自分の中でのテーマは、『相手を、状況を感じて心を素直に動かすこと』でした。
だから最低限舞台として、きちんと魅せることを前提に、ギリギリ
とまではいかなくても、やっていました。
でも、あそこのシーンはとくに血を繋げてほしいと言われました。
毎回大号泣なシーンでしたが、千秋楽はとくにヤバかった。
怖かったけど、客席があることを忘れて、目の前の妹だけを感じることができて、あぁすればよかったという想いはあるけど、かなり前向きな気持ちでスッキリしてます。
それでも、沢山の方から拍手をいただき、個人的にもお褒めの言葉をいただき、評価していただきました。
普通の人間の役を、心を動かすだけでも成立する舞台に今立てたことが本当によかった。
これからの闘い方が変わってくるかもしれないくらい。
これまでは特殊な役だったり個性の強い役ばかりをやってきたので、今回の役は本当に新境地でした。
芝居の幅が広がったというか、そのままで立てるようになれたのかな。
それは、妹役のさとこをはじめ、まわりのみんながいたからボクも信頼してやることができたんだな。
みんなのおかげ。
なんだか、文章がまとまる気がしないので、この話はこのへんで(笑)
とにかく、無茶ブリをし続けてくれた演出のじゅんぺーさんには感謝です
そして、黎明ロマンティックに続き、今回の作品も本当にやりきった。
今できることはやりきった。
長い役者人生の中で黎明と雨のち晴れはとくに忘れることのできない作品になるんじゃないかな。
そして、打ち上げでは原Pと脚本家の荒木さんとずっと話していました。
写メは荒木さんと
もうね、当たり前なんだけど本当に今回の作品を自分の子供のように思っていて。
打ち上げ中はそんな荒木さんからお褒めの言葉を沢山いただきました。
メールとかだったら全部保存したくなるくらい(笑)
本当に全力で今回闘ってよかった。
別れのシーンもだけど、貴夫さんとのシーンは毎回お互いノープランでそこで産まれたものだけでやってました。
芝居で闘ってた感覚です。
千秋楽はちょっとした奇跡が起こりました。
本当の先輩後輩に見えたって言っていただけました。
本当に貴夫さんと演技合戦ができて楽しかったです。
そして、今回の相棒・・・(笑)
オカリナを吹くところのシーンはおまけ的なかんじでただただ楽しかったです
本当に改めて『雨のち晴れ』に、大塚陽介と出会わせてくれた原Pに感謝。
脚本家の荒木さん、演出のじゅんぺーさん、音響ののぞみさん、照明ののぐっちゃん、舞台監督の吉川さん、キャストのみんな、そして足を運んでくれたお客様。
ありがとうございました。
改めて日々勉強だな。まだまだ精進します5月は『七人みさき』です
あうるすぽっとで派手に暴れてきます
また違った若宮をお見せしますよ
またビックリしにきてください。
そして作品を楽しんでください
大塚陽介役 若宮亮