来る9月26、29日に
我が山下幼稚宴の
キャストオーディションが開催されます。
思い返せば、僕らの団体も
最初は小さな小さなスタートでした。
ただ仲間の才能と
不思議な縁の力で今に至ります。
関わってくださった
ひとりひとりが本当に大切で、
感謝の気持ちでいっぱいです。
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小劇場という場は、
ミュージカル劇団にとって
決して住み心地のいい場所ではありません。
「お客さんをたくさん入れたい。」
この願いは劇団に限らず、
全ての興行主が思っていることでしょう。
制作費を回収するために
長く公演したい。
しかし、何もしなければ客席はがら空き。
では、
お客さんを呼ぶために必要な条件。
それはなんでしょう?
むりやり出演者に
チケットノルマを課す
やりかたもありますが、
それでは限界があります。
本当のお客さんを
増やすのに必要なことは、
「作品づくり」と「広報活動」。
この二つが高いレベルで
行われていなければなりません。
ただ!!
実は、後者の「広報活動」は
非常に困難な状況にあります。
その答えは↓
ミュージカルが好きな人は
たいてい大劇場に行く。
つまり、
小劇場のミュージカルは
ニーズがないのです。
そうやって赤字を余儀なくされた
ミュージカル劇団は、
競争するまでもなく淘汰されていきます。
「人気が出る」ことを夢見ながら、
はじめはバイトをしながら
赤字を埋めて頑張りますが、
数年も経つと
継続できない理由が重なり
なくなく活動を休止。
そういったことも
しばしばです。
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ですが、その中でも
自然消滅することなく続けてこれた
山下幼稚宴には
やはり何かの価値があるのでしょう。
僕たちは
小劇場のトップを目指したわけでもなく、
ミュージカルが大好きなわけでもなく、
特別な制作をしてきたわけでもありません。
ただ面白いものが作りたい。
そうやって活動したことが認められた、
ような気がしています。
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山下幼稚宴オフィシャルサイト
http://yamashita.x0.to/index.html
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第一回公演の時。
お客さんから
「学校で公演しないか?」と
かかったお声。
その人はある教育機関の人でした。
戸惑いとうれしさが込み上げる中、
その場で第二回公演が決定したのです。
それ以来、僕たちはNoと言わずに突き進んできました。
本公演の傍ら、
別劇団のスタッフの下請けをしたり、
ノーギャラで製作を手伝ったり、
時には、結婚式の余興や
お祭りに呼ばれてパフォーマンスしたりもしました。
趣味かアマチュアか。
そんなノリで作っていたミュージカルコメディも、
今ではたくさんの人を迎えて造る
大きな船のような存在になりました。
夢を乗せて、大海に漕ぎ出す。
いつだって危険と隣り合わせです。
何が起こるか分からない。
僕は作曲という立場で、全力を尽くします!
長くなりましたが、
最後にオーディションの告知です。
活躍の場を求める
ダンサー、歌手、俳優、アイドル、芸人、パフォーマー…
夢に燃えている方ならどなたでも
大歓迎です!!!!
詳しくはホームページで。
ミュージカルコメディ集団「山下幼稚宴」
山下大輔
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山下幼稚宴オフィシャルサイト
http://yamashita.x0.to/index.html
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