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ありがとうございます＾＾
小舘卓己です。
もし自分が起業して、自分のやりたいことを仕事にしたけど
売上が思ったようになかなか上がらずに
生活費の面でどんどんピンチに追い込まれていく状況になった場合
その時、どちらの選択をとりますか？
（１）もうすぐ売上が瞬間的に上がるようになるはずだと信じて
自分のやっている事業で圧倒的な売上を手っ取り早く出すための策を見出そうと頑張る。
（２）ここはひとまずアルバイトや派遣でもいいから
お金をしっかり稼いで最低限の生活は保ちながら
自分のやっている事業について冷静に見つめ直して
長期的視野で考えるようにする。
資産形成や経済学の視点から考えると
この質問に対しては
(２)を選ぶ方が理にかなっています。
どうしてかといえば、
金銭的な不安やストレスを減らせるので
自分のビジネスに対して冷静な判断をくだせるようになり
博打やギャンブルのようなスタンスではなく
着実に事業活動を進めていこうというスタンスで望めるからです。
これは、株式投資をやるときと同じです。
株式投資で利益を上げていくようになるには
・損失が確定したら、その時点で早めに損切りを行って
損失を最小限にとどめたり
・自分の持っている株の価値が上がって儲けが出たら
その株価がもっと上がるかもしれないという期待はせずに
自分が売ろうと決めた基準に達した時点で早く売って
利益を確定させることの方が大事だったり
このように自分でルールを決めて、
そのルールに従って冷静に判断できることが大切になります。
もし目先の利益や損失に焦ったりすると
・早めに損切りしなかったばかりに、もっと損失が大きくなったり
最悪の場合、株を売りたくても売れない状況に陥る
・株価がもっと上がるのを期待して利益を確定させなかったばかりに
自分が売ろうとしたときに、株価が大幅に下がっていて損することになる
このようなことに陥ることが増えていきます。
ようするに、
「投資」ではなく「ギャンブル」になっているということですが
これはビジネスにおいても同じことが言えます。
もし（１）を選んだ場合、
自分のビジネスで売上を出すことにとにかく焦りがちになりますので、
冷静な判断で進められなくなり、
ビジネスが博打やギャンブルになりやすくなります。
ビジネスと投資
いずれもお金が関わっていきますが
お金というものが関わってくる場合は
一発逆転を焦って狙うようなギャンブルをやるのではなく
自分でルールを決めてそのルールに忠実に従ったり
お金の面で精神的に焦ることがないように対策を立てたりして
いかに冷静な判断でもって成功する確率を着実に上げていくことに努めるかが、基本の原理・原則です。
ピンチに追い込まれた時、
とんでもない偶然の奇跡が起きたり
怒りによってこれまでの自分では発揮できなかった力が覚醒して
売上が大幅に上がるとか
そういった漫画にあるような大逆転劇はほぼありえないと考えたほうが
こと「お金」に関しては上手くいきやすくなります。
そう考えると
独立してから最初の１年半の去年の６月までの僕は
いかに自分がギャンブルをやるようなスタンスだったのかがよく分かり
そりゃあ金欠になるのも至極当たり前のことだよなと
今になってみたらすごく痛感しています（苦笑）
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