この夏、ずっと私自身と向き合う…という自主練を通して
分かってきたこと、改めて認識したことがたくさん浮上しました。
ほんの些細な感情や思い込み、設定であっても
それらが確実に「今の自分」を構成しているんですよね。
今すぐ変われる劇的な方法や、
今までにない手法に人は飛び付きがちだけど（もちろん私自身も）そういうのはマイブームが去ると結構また元に戻っていることもしばしば…
結局のところ、こういう地道で地味な「小さな自分変更」の積み重ねによって、
振り返った時に「成長シロ」が見えるものかもしれません。
という前置きを置きつつ。
今日のタイトルの内容も、そんな「改めて認識した、小さな自分のクセ」の一つ。
私はとても良い情報を得たときに、誰かに伝えたい！教えてあげたい！という衝動が沸きます。
別に自分に得はなくても、利害関係なくシェアしたい。
これは昔からの自分の気質の一つ。
そういうところが「姉御肌」に捉えられたり、リーダーっぽい属性に入っているのかもしれないし、自分でも好ましいと思っている自分の気質でもあります。
ところがそこに、私流のちょっとしたクセがある…ときづきました。
これいいよ！の情報を相手に伝えるときに、
無意識でしたが、「これは○○から仕入れた情報だけど」とか
「○○さんから教えてもらったことなんだけど」のように、
出どころがどこなのかをきちんと伝えてから、内容をシェアすることを徹底していました。
それは、情報の出所をはっきりさせないと不安を与えるから…という配慮とは全く関係なくて。
どちらかといえば、情報をくれた相手への敬意のつもりの割合が大きかったと思います。
こんな素晴らしい情報をありがとう！
あなたの功績だということも、同時に伝えるからね！みたいな。
…重い。苦笑
ま、こういうところは自分の「誠実さ」の気質の一部であるとも言えるので
うすうすこういう自分の傾向に気づきつつも、特に訂正はしてこなかったんですね。
で、ここをじわっと「ひっくり返す潮時ですよ」というお知らせが来ました。
私が自分と向き合うためのあるグループに参加したときのこと。
そこで、主催者が提供してくれる毎日のメッセージ内容にかなりの確率で違和感を感じたんです。
それは多分あの人の言葉だ…、
それは○○○さんがよく使うフレーズだ…、
○○さんがブレイクするきっかけになった有名なあのフレーズだ…とか。
自分が、本筋とはカンケイ無い部分に過剰反応している自覚もありつつ
拭えない違和感。
「知らない人が見たら、わかりやすい表現だと感動するんだろうけど
自分の言葉に置き換えられてない、浅い感じや
平然と自分の言葉のように、NO説明で使用しているところ」への嫌悪感がムズムズ。
当然ですが、こういう場合
間違いなく自分自身の課題です。
そこでしばし熟考。
そして出てきた結論。
言葉だけじゃなくとも、全てにおいて私たちはずっと誰かの影響を受けたり
与えたりで、関わり合いつつ成長してきているわけで。
だれから聞いたとか、だれから習ったとか
そういう細かい重い配慮こそが、自分の自由を奪ってきた面もあるなあと。
他者への誠実な配慮ができたとしても、
逆にそういう部分こそがひっくり返ると「自分の言葉が勝手に使われてる！』とかの怒りの源泉にもなり得る。
自分の言葉、相手の言葉、発見、知見…
そういう変なテリトリー意識。
やめやめ。
そういう面倒くさいのもうやめよう、自分。
恥ずかしながら、そういう気づきに至りました。
ま、そういうことに自分で気付ける私自身は大好き。ふふふ。
風の時代、ですものね。
つまらないテリトリー意識とか
無駄に重くなりすぎの義理人情とか、
自分に無駄に課する「べきべき論」は、もう本当に脱ぎ捨てていきたいものです。
とはいえ、何事もバランスが大事なのは変わらず。
程よい自分の枠、相手の枠、距離感
程よい義理人情、
自分を高揚させるための「べき」や「約束」
そういうのはこれからも大事にしていきたいです。
さーーー、かなり自分軸、仕上がってきたかな
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