場面緘黙



 我が家の三姉妹の末っ子、娘③は


もともと口数の多い子ではありませんでした。

 

でも、小学校1年生の頃から
急激に言葉数が減っていきました。

 

特に家の外では、ほとんど話せない。
先生にも、お友達にも。

話そうとすると、頭が真っ白になる。
喉が閉まるような感覚になる。
注目されることが、ただただ恥ずかしい。

 

 

心理学的には「場面緘黙、ばめんかんもく」と呼ばれる状態です。

 

 

当時の私は、そういう言葉も知らず、

 

自分の子育て法を疑ったり、
なんとかしてあげたい一心で
たくさん調べて、試して、考えました。

 

 

その頃は、学校からも

習い事の先生からも心配する声をもらったり。

(出してる波動と同等の現実が作られる)

 

 

どうしたら話せるようになるのか。
どうしたらこの状態から抜け出せるのか。

 

 

でも、小学校3年生くらいの頃。
私はふと立ち止まったんです。

 

 

「問題だ」と思っているから、その現実が拡大しているのかもと。

 

 

問題視するところから、
その問題は強くなっていく。

 

 

その視点に気づいたとき、
私は思い切って“対策すること”をやめました。

 

 

もちろん娘にも聞きました。
「今、困ってる?」と。

 

 

返ってきたのは
「別に困ってない」という意外な言葉。

 

 

だったら、今はこのままでいい。
困ったときに、一緒に考えよう。

そう決めました。

 

 

 

そこから娘は、本当に
ほとんど他人と話せないまま

気がつけば、大学生になりました。

 

 

問題視しなかったことで、

理解ある方に囲まれ、

とくにいじめなども経験せず、

なんなら献身的に助けてくれる人に恵まれ、

今に至っています。

 


ただ、本人の内側ではきっと確実に
何かが積み重なっていたんだと思います。

 

 

最近になって、娘のほうから

「そろそろ、なんとかしたい」

そんな言葉が出てきました。

 

 

車の教習所や、就職。
これからの現実を前にして

自分の中で、何かが動いたんでしょうね。

 


本人が望んだタイミング。

ここにしか、本当の変化は起きません。

 

 

 

まず取り組んだのは
私が普段お伝えしている

「マインドリライト(ブロック解除)」です。

いくつかの原点となる記憶や
トラウマにアプローチしました。

 

 

これは本当に面白いくらいに
変化が早くて。

本人いわく
「もうその記憶、思い出せない」と。

 

 

大きなマイナスを、
まずゼロに戻す。

ここは、とても大切なプロセスです。

 

でも、ここで終わりではありません。

ここからが本当のスタート。

 

 

次に必要なのは

「新しい自分」に対する
マインドセットとセルフイメージの更新です。

 

 

なぜなら

人は変われないのではなく
“変わりたくない理由”を
無意識に握っているから。

 

 

たとえば

「今さらキャラを変えたら恥ずかしい」
「周りにどう思われるだろう」

そんな気持ち。

 

 

これもまた、自然な心の動きです。

 

だからこそ、そこにも丁寧に向き合いながら
ここにもいくつかマインドリライトを行いました。

 

少しずつですが
確実に“内側の前提”が変わり始めています。

 

 

とりあえず、家庭内でも少なかった自分からの発語、言葉数が増えています。

 


彼女は心理学部でもあり、

彼女の大学は場面緘黙に対するプログラムも

もっているようです。


今後はそちらに対応をお願いすることも

視野に入れつつ

 


今はちょうど春休みなので、

私がしっかり関われるこの期間に
いろいろなトレーニングも
始めていこうと思っています。

 

 

大切なのは

「できるようにさせること」ではなく
「できる自分を育てること」

 

 

私が大切にしているのは

外側を無理に変えるのではなく
内側から自然に変わっていく流れをつくること。

 

 

そのプロセスを
これからもリアルに書いていきますね。

 

 

今日も読んでくださりありがとう、

それではまたハート