母のこと | 100歳時代を生き抜く女子へ! あなたらしく輝くライフキャリアレインボー

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就職氷河期~ゆとり世代
背景がバラバラのキャリア女性7名が
仕事・プライベートのあれこれ綴ります。
職場の合わない上司、先輩、後輩、同僚とのズレの正体...
読んでいるうちにわかるかも⁈
イライラを「ウフッ♡」に変える幸せのヒント満載です。

こんばんは。

社労士×コーチののりこです。

 

先週末は母の日だったので、

私の「母のこと」についてお話しさせていただきます。

 

コロナ禍の頃のこと

覚えていますか?

 

県またぎをやめましょう

というお達し。

私たち夫婦は真面目にきちんと守っていました。

両親とは毎日とは言わなくとも電話をする程度でした。

 

少しずつコロナも収まりかけていた

2022年2月頃のことです。

 

叔母が母が「なんかおかしい」と

言い始めたんです。

「今までとは違う!」

と言い張るんです。

 

母は天然っぽくて忘れっぽいし

いつも話はまとまっていないし

通常運転だけど・・・

と思っていたのです。

 

叔母が騒いだのは

無気力と激やせ

もあったんです。

 

確かにその前の年、犬2匹が立て続けに

天国へと旅立ちました。

 

きっとそれが原因だろう

きっとまた元気な母に戻ってくれるはず

だって前もそうだったし

と思っていました。

 

叔母は時間を調整し通院に付き添ってくれました。

検査のため、病院へ行くことになりました。

念のため、いろいろ診てもらうのはいいよね

その時はそう思いました。

 

しかし、脳のMRI検査をするというのです。

え??脳???

 

 

結果

「認知症」でした。

 

 

ウソでしょ?

だって、認知症って記憶では曾祖母くらいしかいないし

まだ72歳だよ!

きっと何かの間違いのはず

そんなの絶対イヤ!!

だってまだまだこれからじゃん!!!

何でよむかっ

 

 

来る日も来る日も泣きました。

 

お風呂に入っていても泣

掃除機をかけてるときも泣

料理をしているときも泣

トイレでも泣

歩いていても泣

 

涙が止まりませんでした。

自分のことより辛く悲しかったんです。

 

母が壊れていく・・・

壊れていく自分をどんなふうに思ったんだろう・・・

きっと混乱したんだろうな

辛かったんだろうな

悲しかったんだろうな

などなど・・・

 

叔母やいとこに長電話し

何度も何度も励まされては泣く

を繰り返しました。

 

どうしても受け入れられなかったんです。

 

 

結局、受け入れるのに数カ月かかりました。

その間、母にきつい言葉や態度を取ってしまったこともありました。

わかってはいるんですけど、ね。

どうしても難しいんです。

 

実の親の介護はとても難しいといいます。

本当にその通りです。

 

だって

ずっと守ってもらって

頼り続けてきた存在なんですから

たくさん愛情を注いでもらい

育ててもらってきたんですから

 

どうしても記憶と今を比べてしまうんです。

比べてはギャップに苦しむんです。

 

 

私と妹は

母にたくさんの「笑顔」をプレゼントしようと

「うれしい」「楽しい」記憶でいっぱいにしようと

今年が最後と思って、全力で母との思い出を作ろうと

決めました。

 

だから今は辛く苦しいわけではないんです。

たまにイラっとはしてしまいますけど