「弱い自分」がいるあなたへ

レインボーエンジェルズの

鈴木トシロウです。

（猫が好き過ぎる・ω・）

「強さ」って何でしょう？

「強い」ってどういうことでしょう？

「多分ずっと、強くなりたかったんだなぁ」

ってことに気付いたのは、

心血を注いでたバンドをやめ

四国お遍路の旅に出た29歳の時。
（今は42歳）

今、振り返って思うのは、
その時まで求めていた「強さ」は

「自分はすごいんだ！」
「自分はこんなことできるんだ！」
「だからこっちを見てほしい」

「だから価値を認めてほしい」

という承認欲求でした。

強さではなかった。

見てほしい、認められたい

という自分は今もいます。

だけどあの頃は、

本当の自分は弱いから

足りないから

情けないから

ダメだから

頑張ってないと

認められないと

何かを生み出さないと

結果を出さないと

必要とされないから

今そのままでは価値がないから

だから強くなろうとしてた。

だから苦しかった。

だから生きづらかった。

「弱さ」を受け入れられなかった。
「弱さ」を隠そうとしてた。

弱い自分ではダメ
ダサい
恥ずかしい
嫌われる
愛されない
認めてもらえない

うまくいかない

価値がない

と思い込んでた。

自分の「弱さ」を認めたくなくて

バレたくなくて

「強くあること」に執着してた。

表面だけのポジティブだった。

今思えば、見る人が見れば

バレバレだったんでしょうけど。

多分、

「強くなりたい」と望む人にとっての

理想的な姿は

無敵であることだと思うのです。

無敵
＝敵がいないこと
＝この世界に敵はいないと理解してること

敵はいないんだから、
弱い自分を責める必要ないし
強くなろうと虚勢を張る必要もないし
戦う必要もありません。

敵はなく、自分がいるだけ。

自分のフィルターを通して世界を見てるだけ。
自分の信じていることが現実に映るだけ。

「人は元々、愛の存在」と言いますよね。

ぼくたちのハートは、
1度も傷ついたことがないし
汚れたこともないし
「愛じゃなくなった」こともありません。

もしあなたに

穏やかでいられない時があるなら、

人は優しい
世界は優しい

人生は優しい

ということをただ忘れているだけ。

「敵はいない」ことを忘れてるだけなのです。

猛獣と呼ばれる動物たちでさえ、
子供の時から愛されて育ち

「敵はいない」ことを知ってると

とても優しい目をしていたり
豊かに愛情表現します。

推しトラのティガーくん

（ノースサファリサッポロ）

目が優しい

出典：YouTubeチャンネル

「強さ」って何でしょう？

（増えた！笑）

ぼくは13年前と比べたら
人生がずっと快適になったと感じてますが、

当時よりずっと強くなったのか？
といえば全然そんなことありません。

相変わらず弱い自分もいます。

いつでもどこでも

100%自分に正直ってわけでもないし、
不安になることもあります。

すごい誰かと比べたら、
できないことも
持ってないものも
足りないこともたくさんあります。

ただ、
以前と大きく違うことは
「人生は結局だいじょうぶ」だと
心のどこかで信じてることです。

人は優しい
世界は優しい
人生は優しい
と心のどこかで信じてる自分
がいることです。

当時の自分から見たら、
それは「強い」ってことかもしれません。

強くなることを手放したら

認められるための我慢をやめたら
虚勢を張るのをやめたら
弱い自分がいることも受け入れたら

「強い」も「弱い」もどこかへ行きました。
相変わらず完璧ではないにも関わらず。

人生は結局だいじょうぶ
人は優しい
世界は優しい
人生は優しい

それを完璧に信じられない時もあったのに

完璧にできないことばかりだったのに
それでもだいじょうぶだったのです。

それでもずっと快適になりました。

もしあなたが今、

人生は結局だいじょうぶ
人は優しい
世界は優しい
人生は優しい

と心から信じられないとしても、
それでも全然だいじょうぶなほど
人生は結局だいじょうぶだし

人は優しいし
世界は優しいし
人生は優しいのです。

だから、

焦らず
少しずつ
ゆっくり
人と比べないで

目の前の1つ1つをやっていきましょう。

できることがない時は

今そのままの自分にくつろぎましょう。

それで充分だから。

振り返ればいつもそれで充分だったから。

あなたが諦めない限り、

腐らない限り、

人生は結局だいじょうぶだから

諦めないで、腐らないで

共に行きましょう。