母親があなたの期待に応えられない理由

レインボーエンジェルズの

鈴木トシロウです。

（猫が好き過ぎる・ω・）

キングコングの西野亮廣さんが
母親のうっかりエピソードを話してて
面白かったのですが、
ふと思いました。

人の母親のほっこりエピソードって
楽しく聞けるな。

母親がめちゃくちゃ嫌いな人や
憎んでる人以外は多分、楽しく聞ける。

だけど本当に多くの人が、
母親自身の無価値感や不足意識を
引き継いでしまってたり

母親との関係におけるトラウマで
ネガティブなパターンを持っている。

だけど、
人の母親のほっこりエピソードって
ほぼ誰でも楽しく聞ける。

不思議。
なぜだろう？

なぜ母親を受け入れられない人でも、
人の母親のほっこりエピソードは
楽しく聞けるのでしょう？

それはあなたが
お母さんを好きだから。

子供の頃から変わらず。
ずっと。
今も。

だけど、お母さんが
期待に応えてくれなかったから
「もういいよ！」と拗ねてしまった。

それは幼少期かもしれないし
中高生の頃かもしれないし
大人になってからかもしれません。

母親がネガティブだから
小さい時から不安や心配を
母親に話せなかった、
という人はたくさんいます。

（母親から過干渉や過保護で
エネルギーを奪われるから）

また長女や長男が
「お姉ちゃん」「お兄ちゃん」の
役割を果たすために、
母親を支えるために、

かなり小さい時に
母親に期待するのをやめてしまった
パターンもよくあります。

（やるべきことをやれるのが
自分の存在価値になってしまった）

中高生で荒れる子供は、

「どうせ私のことなんか
どうでもいいんでしょ？
こっち向いてよ！
私を見てよ！
ほら、できないんでしょ！？
知ってるよ！
お母さんは自分だけが可愛いんだ」

と拗ねてるのです。

子供が母親に
期待しないわけ無いんです。

だけど、
応えてくれない母親に
期待し続けるのは辛いから
やめてしまったのです。

子供は母親に
何を期待するのでしょう？

「私はありのままでいいよね？」
ってことです。

私は今そのままで
価値があるよね？

私は今そのままで
ここに存在していいよね？

ってことです。

だけど母親は
あなたの期待に応えてくれなかった。

あなたは母親との関係の中で
「ありのままの私でいい」
と感じられなかった。

なぜ母親は、あなたの期待に
応えられなかったのでしょう？

母親自身が
「ありのままの私でいい」
と思えなかったからです。

愚痴るだけで行動しない

夫とケンカするだけで
お互いの気持ちを話し合うことや
これからを話し合うことからは逃げる

「気分が悪い」
「体調が悪い」
「疲れた」
「もう嫌だ」
としょっちゅう言ってるけど
解決しようとしない

泣いてるだけで
自分と向き合えない

周りの意見に流されて
自分の意見を持てない

嫌なことがあっても
黙って我慢するだけ

自分も母親から

そうなるように育てられたので

どうすればいいかわからない・・・。

そんな
「ありのままの私でいい」
と思えなかった母親の姿を見て、

子供のあなたも無意識に
「ありのままの私でいい」
と思えなくなっていきました。

「〇〇できれば大切にしてもらえる。
〇〇できないと価値がない。
愛や存在価値は条件付きなんだ」
と誤解してしまいました。

母親が
何をしてくれたか？
何を言ってくれたか？
それはあまり重要ではありません。

母親自身がどう生きてきたか？
が重要なのです。

例えば母親から
「あなたの人生だから
あなたの好きに生きなさい」
と言われても、

「まずお母さんが
好きに生きてないじゃん！

文句ばっかり言って
自分は変わろうとしないじゃん！
黙って我慢してるだけじゃん！
説得力ゼロなんだわ！」

って子供は見抜いてます。

「こういう男はいい」
「こういう男はダメ」
「こういう結婚・家庭はいい」
「こういう結婚・家庭はダメ」
って言われても

「いやまずお母さんが
ダメ夫との関係を放置してるじゃん！」
って子供は見抜いてます。

ここまで読んで
あなたはいかがですか？

「ありのままの私でいい」って
自分らしく楽しく生きるためには、

なぜ自分が
無価値感を持つようになったのか？

母親からどんな観念やパターンを
引き継いでいるのか？
をハッキリさせることが重要なのです。

なぜならあなたの現実に
問題が起こっているのは、

母親から受け継いでしまった
無価値感や観念やパターンが
根本原因だから。

こうやって書くと
母親が諸悪の根源みたいに
見えるかもですが、
そうではありません。

あなたは母親から無価値感や
ネガティブな観念、パターンを
受け継いでしまったけど

それでもあなたは
お母さんが好きなのです。

母親が期待に応えてくれないから
「嫌い」「ダメな人」「言っても無駄」
と思ってしまったけど、

それでもあなたは
お母さんを好きでいたいのです。

好きな人を大切にすること
好きなものを諦めないこと
「大切なこと」をちゃんと大切にすること

それはあなたらしい人生に
もっとも必要なことなのです。

で！

現実に起こってる問題は、

あなたが本来の
「ありのままの私でいい」
という姿になっていくために

本来のバランスを整えるために
起こってます。

だから
眼の前の問題に黙って我慢せず
解決に向かっていくことが、

自分と向き合うこと
母親と向き合うこと
豊かな人生を作っていくこと

に自然とリンクしていきます。

問題を放置する
自分を好きな人はいません。

問題を放置する
母親のことも好きじゃない。

でも自分が問題を解決していく
アクションを取るようになると、

自分のことが好きになっていきます。

お母さんのことも
好きでいられるようになります。

お母さんの発言や行動が
気にならなくなります。

「まあ、あの人は
そういうこと言うよね―」
くらいの軽やかさになります。

軽やかに
お母さんを好きでいられます。

黙って我慢しない人
⇒機嫌よく生きられます。

機嫌よく生きてる人
⇒人間関係もうまくいきます。

人間関係がうまくいってる
⇒チャンスや豊かさがやってきます。

黙って我慢するのやめると
人生は自然に輝くのです。

「頑張るのやめると豊かさはやってくる」
ってそういうことなのですよ。

あなたがお母さんを
好きでいられるように生きることが、

あなたが笑って生きるために
とても大切なことなのです。