悩みや問題が長引く人の特徴

レインボーエンジェルズの

鈴木トシロウです。

（猫が好き過ぎる・ω・）

何か問題が起きた時に
「自分の何が間違ってる？」
「自分の何が引き寄せてる？」
と自分を責めがちな人がいます。

逆に、
「あの人が悪い」
「場の空気、エネルギーが悪い」
「私は悪くない」
と他者を責めがちな人もいます。

どちらも悩みや問題が長引く在り方です。

なぜなら
「今の自分は間違ってる」
「今の自分が関わる人や場所は間違ってる」
という前提で世界を見るなら

あなたは
「間違ってる世界」の中で
生きることになるからです。

だから
どれだけ自分や人の間違いを正しても、
満たされることはありません。

例えば・・・。

もしあなたが自分の
「劣ってる」「足りてない」って
感じることをすべて克服したとしても
「毎日ハッピーだー！」とはなりません。

また別の
「劣ってる」「足りてない」って
感じることが現れるでしょう。

もしあなたが
「この人は間違ってる」って思う人を
全員、排除したところで
問題はなくなりません。

不安やイライラもなくなりません。

また別の
「この人は間違ってる」って
感じることが起こるでしょう。

あるいは、
過去に会った「間違ってる人」を
頭の中で責め続けて
嫌な気分を作り続けてしまうでしょう。

自分を責めて苦しい場合も、
他者を責めて苦しい場合も、

本当の問題は
自分自身が「間違ってる世界」を
作り続けてしまってることにあるのです。

聖書の中でこんなエピソードがあります。

キリストと弟子たちは通りすがりに、
生まれつき目の見えない人を見かけました。

弟子たちがキリストに尋ねます。

「あの人が生まれつき目が見えないのは、
誰が罪を犯したせいですか？
本人ですか？
それとも両親ですか？」

キリストは答えました。

「本人が罪を犯したからでも、
両親が罪を犯したからでもない。
神の業（わざ）がこの人に現れるためである」

「あなたという神」が現れるために
問題が起こっています。

あの人が〇〇してくれないから
あの人が〇〇したせいで
〇〇できない自分には価値がない
〇〇を持っていない自分はダメ

という、
他者へのジャッジや
自分へのジャッジに気付いて
手放すために問題が起こっています。

もしあなたが他者や自分を責めて
嫌な気分になるなら、

それはあなたが
自分自身の存在価値に
条件を付けているから
（つまりジャッジしてるから）

です。

なぜ他者へのジャッジが
自分へのジャッジと関係あるのでしょう？

自分は間違えないよう
我慢や気遣いしてるのに、

あの人は平気でやるから
イライラしたり傷つくわけです。

自分は気を遣って接してるのに、
相手がいい加減だったり
不誠実に感じると
イライラしたり傷つくわけです。

「〇〇でなければいけない」
「〇〇であるべき」
という思い込みから生まれる我慢や気遣いが
自分自身の首を絞めてしまいます。

他者へのジャッジは
自分へのジャッジの裏返しなのです。

取り組むべきは
相手ではなくいつでも自分です。

あなたは自分の
何をジャッジしているのでしょう？

「自分のせいだ」
「あの人のせいだ」
「誰が正しいのか？」
「誰が悪いのか？」
「何が間違ってるのか？」

という思考でいる限り、
問題も不安もイライラも無くならないし
満たされることもありません。

自分や他者が「間違ってる世界」で
生き続けるだけになります。

大切なのは
間違いを正すことではなく、
自分を取り戻すこと。

「問題だ」と感じるのは、
そこにまだ気付いてない自分がいるサイン
なのです。

キリストが病を治した人に
「あなたの罪はゆるされた」と言います。

自分がゆるされていることを
理解した時に癒しや解放は起こるのです。

つまり、
あなたは今そのままで価値がある
あなたは今そのままでここに存在していい
という真実を理解することが
癒しや解放になります。

その真実は変わらないからです。
どこにも行きません。

そもそも、
「ゆるされてない自分」
なんていないのです。