怖いよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ(；д；)

レインボーエンジェルズの

鈴木トシロウです。

（猫が好き過ぎる・ω・）

山が多い地域を
1ヶ月ほど自転車で旅した時のこと。

その日は、
昼ごろに電話で宿泊を予約し
山の中にあるロッジへ泊まることにしました。

到着すると、
丸太を組み合わせて造られた
「まさに山小屋」という感じで

パッと見た感じは良い雰囲気。
よく見るとだいぶボロい。

※イメージ

電話した時に、
オーナーのおじさんから

「誰もいないんで、6番の部屋で休んでください」
と、カギの隠し場所を

教えてもらっていたので

カギを開けて勝手に入り6番の部屋へ。

「・・・あれ？」

四畳半の部屋に
乱れた布団が敷きっぱなし。

灰皿にタバコが山盛り。

ティッシュやらゴミやら
散らかってる…。

何度、確認しても
6番の部屋に間違いない。

他の部屋も
だいたい同じように散らかってる。

「うーん。。。汗かいたからとりあえずお風呂に入ろう」。

脱衣所がない。
シャワー室くらいの広さ。
「足湯か！」ってほど浅く小さい浴槽。
というかお湯が出ない…。

仕方なく水でシャンプーしてお風呂を済ませ、
全身がシャキッとした頃に
おじさんが帰ってきました。

「まだ仕事あるから、適当にくつろいでて」
と言い、おじさんはまた車で外出。

雨が降ってきたし
もう外は暗くなったので外には出れず、
山の中で携帯も圏外。

ヒマを持て余していると
ロッジ内のスピーカーから
女性の声が流れてきました。

「ガガ・・・6月にな・・ごみの・・ジジジ・・です」

どうやら地域のお知らせっぽいけど、
ノイズがひどくて不気味だ。

しばらくしたら
音声が安定してきたけど、

今月に亡くなった方たちの
名前がアナウンスされてきた…。
（皆、お隣さんがすごく遠いからでしょうね）

ホラー映画かよ…。
怖い…怖いよ…。

山
夜
雨
一人
圏外
不気味なノイズ
訃報

怖いよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ(；д；)

その夜は、
「ぼくはあのおじさんに食べられてしまうんじゃないか」
という妄想を抱きながら

眠くなるまで
携帯にダウンロードしてあった
「ファイナルファンタジー４」を
一心不乱にプレイしてやり過ごしました。

ちなみに、
21:00ごろおじさんが帰ってきて
ご飯を作ってくれましたが

非常に非常に非常に
美味しくなかった。。。(；；)

翌朝は、
チェックアウトの時間を待つことなく
8:00に出発しました。

後日に出会った旅人に聞いたのですが、
地域では有名なヤバイ宿だったようです。

逃げるように朝早く出発するのも
あるあるらしい。

その時は本当に嫌だったし、
これまでの旅で
ワースト1位の夜でしたが・・・。

今では、
旅の話題になった時に話すと
ほぼ100%笑ってもらえる
鉄板エピソードになりました。

有名なヤバイ宿と知らなかったから
ひどい目にあったわけですが、

知らなかったからこそ
生涯忘れないであろう
貴重なエピソードができました。

どんな出来事も見る角度によって、
光として見ることも
影として見ることもできます。

どんな体験も
やっぱり無駄にはならないのです。

「こんなことできたらいいな」
と思い浮かぶことや

今の現実に違和感を覚えるなら
それは天からのサインです。

だからその時点で
あなたの準備は完了しています。

周りの目を気にしたり
相手に流されたり
依存したり
コントロールされてると

同じ現実がグルグルと繰り返されます。

自分で決めて行動すること自体が
現実に価値を生み出すのです。

世の中を見ても
「今年は何ごともない1年間だったね」
ということが無いように、

この世界は変化するのが自然なこと
なのです。

あなたの現実にも
変化の兆しが現れていませんか？

変化を受け入れるからこそ
人は自然体で楽しく生きられます。

もし、
すぐにはうまくいかなくても

ぼくが泊まったヤバイ宿のように
いずれは笑い話になるから

自分にとって大切なことを
ちゃんと大切にしていきましょう。