「救われたい」はもっとも救いから離れてしまう

今日の朝10時配信です

レインボーエンジェルズの鈴木トシロウです。

（猫が好き過ぎる）

ダルマのモデルになった

中国禅宗の始祖・達磨（だるま）は、

仏道を重んじる当時の皇帝に呼び出され

このような問答をしました。

↓↓↓↓

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皇帝：

私はこれまでに

たくさんの寺を建て、写経をして

たくさんのお布施をしてきた。

さあ私は今、どれくらい徳を積んでいる？

達磨：

無功徳（徳は1つもありません）。

皇帝：

なんだと！？

では徳とはなんだ！

達磨：

徳などこの世にありません。

皇帝：

ならば、仏法において大切なものは

何だというのだ！？

達磨：

大切なものは何もありません。

皇帝：

お前はいったい何様のつもりだ！

達磨：

不識（わかりません）。

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皇帝は

世界一豊かな暮らしをしてたはずですが、

満たされない何かを抱えて

救いを求めていたのかもしれませんね

「徳を積もう」とした時点で

それは徳から離れていく

救われようとした時点で

救いから離れていく

正しくなろうとした時点で

喜びから離れていく

自分らしくなろうとした時点で

自分らしさから離れていく

愛そうとした時点で

愛から離れていく

癒そうとした時点で

癒しから離れていく

目覚めようとした時点で

目覚めから離れていく

人生とは何なのか？

〇〇とは何なのか？

理解しようとした時点で

その本質から離れていく

真実を見ようとした時点で

真実から離れていく。

見ようとすれば見えなくなり

聞こうとすれば聞こえなくなり

触れようとすれば触れられなくなる

じゃあどうすればいいの？

不識

「見つめても見えないなら、目を閉じよ」

「バガボンド」より

「どうしたら文章を書けるようになりますか？」

と聞かれたたら

「書こうとしないことですね」

と答えてます。

不識。

「書こう」「書かなきゃ」となった時点で

それは書きたいものじゃないのでね。

とはいえ、

「書きたい」「続けたい」「読まれたい」

という欲求はあります✨(・ω・)

#人間だもの

でも「認められたい」に囚われると、

喜びから離れていくし

苦しくなるし

内容も面白くなくなる

ことは知っています。

だから

自分の内から

湧き上がるものをキャッチするためには、

ただ余計なものを削ぎ落としていく

ことが大事だと思うのです。✨

例えば・・・

このブログはいつも朝に書いてるのですが、

その前に

顔を洗って

水を飲んで

サプリ飲んで

果物を食べて

猫をブラッシングして

椅子に座り瞑想して

真言を唱えて

湯船で温まって

少し散歩して

何もしない

何も考えない

何もない

そんな状態でいると

今の自分の内側に湧き上がっているものを

何となく感じてきます✨

それは今朝でいえば、

最初に書いた皇帝と達磨の問答と

「わたしは何も知らない」

というワードでした。

最近、

オリラジあっちゃんのYouTube大学で

「禅」に関する動画をよく見てるから

影響を受けてますね

自分のことをつらつら書きましたが、

これは

ぼく以外の人にとっても

書くこと以外にとっても

同じことだと思います

「湧き上がっていることをただやる」

ということがより楽しい世界を作るし、

湧き上がるものをキャッチするためには

ただ余計なものを削ぎ落としていけばいい✨

何も無い時は何もしなければいい。

何も無いままでいればいい。

何も無いことにくつろげばいい。

そこに

嫌われたくない

失敗したくない

恥かきたくない

変わりたくない

痛い苦しい怖いを感じたくない

わかってほしい

という雑念が入ってくるから、

余計なものを削ぎ落とせず

湧き上がるものをキャッチできない

というパターンはとても多いと感じます