2025年6月2日(月)

この日、私に飛び込んだFM佐賀の情報を知って絶句しました。

実は今月のタイムテーブルから、JFNの地方局向けネット番組(以後はBラインと記述)の殆どの番組が打ち切られ、ノントークで音楽だけを流すフィラー(敢えて番組とは言いません)に多くの時間帯で置き換えられました。

番組表の一部ですが、

オレンジの部分がフィラーで、先月まではBラインの番組が放送されていました。

この形で時間帯を多く埋める行為は、最近ではCROSS-FMでも顕著となっています。


ラジオで最重要なのはトークであり、音楽を流す以上は曲名とアーティスト名を声で伝えなければ意味がありません。


深夜早朝帯に放送する局もありますが、正直なところこれを流すくらいなら停波か、番組表に表示しない方がまだ良いです。ラジオNIKKEI第二のようなケースもありますが、あの場合は聴取元のがほぼradikoで曲名を画面で知ることが出来るので、電波聴取が大半になる今回のケースとは違います。

私自身、FM佐賀はよく聞く放送局の一つでした。自社制作のワイド番組を聴く事もありますが、お世話になった番組の多くはそれこそ、Bラインで放送されていた番組でした。

直近では平日の朝10時台は“OH HAPPY MORNING”と、“THE GOTE”は指定席でした。特に森藤恵美さん高橋茉奈さんはお気に入りでした。

そして過去の時間帯でも“オープン・セサミ”山川牧さん“テキーロ・パキーロ”坂本咲子さんの時間もよく聞いていました。

そして正午台は篠田潤子さん抜きでは語れません。“LALA-PIX”ほかの3番組で長きにわたり聴いていました。FM佐賀のイベント出演に出かけたこともありました。

また、午後1時から3時台にかけては、“ヒルサイドアベニュー”がもっともハマりました。

特に小田静江さん鈴木真由香さん石川小百合さんの頃が好きだったのですが、金曜日だけ色を変えて出演していた牧野隆志さん(東京プリン)はツボでした。遅刻したことで途中降板となってしまいましたが、今は帰らぬ方となってしまいました。一緒に組んでいた本郷朋子さんはお元気だろうか?。

最近のラジオ局の問題は、FM佐賀ほどではないにしても思うことが多くとても憂慮しています。何よりも今回の対応が、Bラインに依存する他の地方FM局に波及してしまわないかを、もっとも危惧しているところです。