2024年6月7日(金)
6月15日をもって、381系の特急やくも号の定期運用が終わります。
381系の乗車は、高校生の時の修学旅行で、長野へのスキー研修で名古屋からしなの号に乗った時だけだったので、国鉄時代からの定期特急列車の終焉の前に、一度は乗車したく、今回の計画に組み込みました。
しかしながら、旅程についてはとにかく迷いました。以前のブログで少し触れましたが、今回は浮かび上がった案をここですべて取り上げます。
まずは前提として、博多からの新幹線は、日本旅行の“バリ得こだま”を使うことにして、そこから先のルートに381系やくも号の乗車を組み込むことにしました。
最初に思い付いたのは新山口からスーパーおき号に乗車する案。
ただこのルートだとそれぞれの特急を3時間前後乗り通すだけでなく、下車して落ち着く余裕も出来ません。
一旦、山陰線に出てからの乗車プランとしては、
広島から高速バスで松江に向かう案。陰陽間の移動は高速バスが主役となってきているので、状況を確かめも兼ねてと考えたものの、これも落ち着ける場所が作れません。
さらに、山陰線を益田から鳥取まで乗り通す案も考えましたが、
2万円を大きく超える費用となりとても手が出ませんでした。
山陰線まで出る案ではさすがに疲れが大きいと諦めて、
姫新線を活用する案。まずは津山で鉄道館に寄るプランを思いついたものの、転車台の車両を間近に見れそうにないことで想いが冷めました。
381系やくも号の引退の他に、スーパーはくとのHOT7000系も長くないと知っているので、姫新線を入れて組み込んだこの案は
佐用駅から姫路駅までの短距離の割には特急料金の高さが引っ掛かってしまいましたので、次に思いついたのが、姫新線に出来るだけ頼る案でした。
ここで381系やくも号の乗車は倉敷→新見として、特急券の予約。JR九州のネット予約で1730円が1200円と多少安く出来ました。
まずは姫新線を完乗するプランを考えたところ、
今回の案で初めて1万5000円を割るプランで有望と思うも、佐用駅での時間がもう少し取れればと思ってしまい、
佐用駅から智頭急行線に乗り換えるとすればほぼ1時間取れることが分かったので、この案も考えました。
結局、レンタカーの予約を息子の住んでいる近くの加古川(別府)からにしたため、当日は最終2案で佐用駅の過ごし方次第で決めることにして、最終的に利用したのは、
姫新線を完乗するプラン。しかしながら乗車券の区切りを当初の倉敷駅から佐用駅に変更して、無事に今回の旅行を終えることが出来ました。
引退が迫る車両への乗車は、381系以外にもあります。これからしばらく、間を取りながら今回の旅行を綴っていくことにします。