2024年4月29日(月)

 

以前から気になっていたこの映画、

 

”青春ジャック~止められるか俺たちを2”を観てきました。

 

 

 

さて今回向かった映画館は少し遠出して、

 

 

熊本市にある”Denkikan”に向かいました。

 

ここの映画館は2度目ですが前回の鑑賞でとても印象に残っていて、フロントのコーヒーの香りがとても心地よく、またスクリーンの雰囲気も素敵で、座席もノーマルタイプでは今まで入った映画館の中では一番だと思います。

 

 

さて今回の作品、出演者の名前を見ると昨年秋に少し感動した映画“福田村事件”と重なる方が多く、キャストの演技と少し重ねてみたらそれだけでも衝撃でした。

 

 

若松監督役の井浦新さん、支配人、木全純治役の東出昌大さんは、それぞれとまるで違う印象でありながらも迫真の演技で惹かれました。その意味では、出演はワンシーンでしたがスナックを仕切っていた田中麗奈さんの存在感も抜群でした。

 

若手を志して弟子に就く井上純一役を演じた杉田雷麟さん(彼も福田村事件で出演)、彼の当時のことが詳しく描かれていてその点も惹かれました。パンフレットを少し見ただけで気に留めていなかったのですが、エンドロールでこの映画の監督、脚本を手掛けていて、企画が木全さんと言うこともあり当時のことを体感できる作品でした。

 

ともに映画館で働き、夢見ていた役を演じた芋生悠さんで役どころはこの映画の為に作られた架空の設定でした。素敵な演技で魅入ることも多く、今後の作品にも注目していきます。

 

役者の演技力が光るシーンも多く(特にコムアイさん、吉岡睦雄さん、竹中直人さん)、吹き出すシーンも少しあって少し長めの作品でしたが時間を感じさせない映画で、スクリーンの雰囲気も相まって出かけてとても良かったです。

 

 

そしてこの作品には前作がある事も知ったので、その作品も近々見る機会を作りたいと思います。