2024年2月6日(月)
この日から、佐賀県では地元のAMラジオで放送していたNBCラジオ佐賀が、AMラジオでは受信できなくなりました。
使用していた周波数、1458kHzは、今はノイズが大きい状況で、RCC中国放送の福山局の音声が聞こえてきます。しかしながら、その音声も遠からず聞けなくなるでしょう。
そして、意外にも久留米でも日中は比較的クリアに受信できるこの周波数、
765kHzで受信できるKRY山口放送の周南局も、今年中には一切、聞けなくなってしまいます。
それぞれ、ワイドFM、radikoへの移行のための措置です。ともにお世話になったラジオだけに、状況的に納得しつつも寂しさは否めません。
今、車に装着しているカーオーディオは13年前のもので、ワイドFMには対応していません。
すれ違う車を見るたびに、”この車は恐らくワイドFMに対応していないんだろうな”と考えてしまい、まだまだ多いと思います。
そしてラジオをお供にして車内で楽しんでいる人たちからすれば、現状の移行に対しての配慮は全く不足している思います。
デジタルチューニングのラジオなら、何らかのプログラム変更だけでワイドFMへの対応は出来ると思っているだけに、オーディオメーカーに対してのハードウェア対策はして欲しかったと思います。
もっとも、地元では今後、ラジオ佐賀はFMでも聞けると思いますが、KRYラジオは無料ではまず聞けません。放送局のエリアに対する考えからすれば、配慮が無くてもやむを得ないです。
AMラジオのもう一つの魅力は、主に夜間に聴ける遠距離受信で、最も恩恵を受けたのが1332kHzの東海ラジオでしたが、これも遠からず聞けなくなります。
その時には、AMラジオからは見切りをつける時だと考えています。既に、買い換えのカーオーディオからAMラジオを外す方向で考えています。
とは言え、これまで50年近く、AMラジオから様々な楽しい思いを頂きました。AMラジオが廃れていくのは国際的な流れでもあり、時代の流れに理解して、今は感謝の想いが強いです。