うちの子、中学3年生。
来月頭には、中学校を卒業します。

義務教育の9年間を支援級で過ごしたので、高校も一般で・・という選択はありませんでした。
(システムの問題では無く、子どもの適性等踏まえた上で。)


これまで、支援級とは言え、一般の地域の学校に通っていた為、小学生は小学生であり中学生は中学生として過ごし、私も一般の保護者同様にPTA活動に参加して来ました。

(※支援学校に通う事が、小学生や中学生では無いという事ではありません。支援学校に通う子達も、小学生・中学生です。)

 

恐らく、9年間を支援級で過ごしてきたからこそ思う事だと思うのですが、いよいよ一般の子達とは異なる道を進むのだな、、という寂しさがあります。


いつか訪れる日だと、9年前から覚悟を決めていたはずですが、高校生活を楽しみにしている子どもを見ていると複雑です。

3年後には否が応でも社会に放り出されてしまう事への不安もあります。
実際には、様々な福祉サービスを利用出来るのだと思いますが、毎日通える所属する場所があるって大事ですよね。

 

福岡市インクルーシブ教育を考える会様のHPに、今の私の思いが視覚化されているページがありました。

 

 

ここで言う、INTEGRATION(統合)がまさに支援級です。

地域の学校に通ってはいるけれど、学校の中にある支援級というグループに分離されている状態です。

 

SEGREGATION(分離)は、一般の学校と支援・養護学校だな、と思います。

勿論、悪い事ではありません。うちの子のような子達が生きていく為に必要であり大事な場所です。

 

INCLUSION(包含)の最たるものは幼稚園ではないでしょうか。

ただ、ここで問題になってくるのは、「課題」です。

これは何度かここでも書いて来ているので、今回は省きます。

 

私の理想を言ってしまえば、統合された中に専門的な学びや支援が得られるグループがある事なのですが、それは高望みなのですかね。