とある公立高等学校の、インクルーシブ教育についての説明会に行って来ました。

極々一般的な県立高等学校。
来年度から、特別募集枠を設け、知的障害がある子を受け入れる、というものです。

知的障害とは、IQ70以下、
小学校、中学校では一般級の在籍はほぼほぼ厳しい数値です。

そんな子達がどうやって皆と同じ課題をこなすんだろう?
疑問でした。

ちなみに、中学校の支援学級では、教科学習より将来の就労に向けた自立学習がメインです。
学校によるかもしれませんが、教科学習が圧倒的に少ないです。
小学校の時よりもはるかに少ない。

そんな子達がどうやって???

国語と数学は習熟度別に3クラスあると言うけれど、一番下の基礎学習クラスでどこまで拾ってもらえるのか?
他の教科についてはどうなのか?

試験は皆と一緒に受けると言います。
試験を受けた事が無い子は、応相談との事でしたが、中学校の支援学級には試験が無いので受けた事もありません。

いきなりボン、ボン、と上がるハードル。
本当に知的障害に対応出来るの??と、思ってしまいます。

中学卒業後の選択肢が広がる♪と、期待していただけに、何だか悲しくなってしまいました。


まぁ、早い内に選択肢から外す事が出来たのは、ましだったと思うべきでしょうか。