ストレスと病気 | 私の日常

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ゴールデンウィーク中に友達が遊びに来た。
20代の頃、バイトした会社で知り合って
30年近い付き合いだ。



そんなにマメに連絡を取り合ってる訳じゃないし、
年齢も一回り年上。何故か馬が合い今に至る。



前回は1月に会って、会うのは久しぶり。
お互いの近況を報告し合うのが恒例で、
友達から衝撃的な報告をされた。



私と連絡を取っていなかった数ヶ月の間に、
なんと脳の血管が破裂して入院をしていたと言うではないか。


彼女は持病があって、血液をサラサラにする薬を
一生飲み続けなければならないのを知っていたので、
血栓が出来るとか、詰まるとかは有り得ない話。
何故?と聞くと



友達「ストレスからなんだよ。」と言った。

なんのストレスだったのか聞くと、
完全に仕事だったと言った。


彼女は1月から短期で新しい仕事についていた。
責任のある仕事で、仕事をやり始めた数日で
自分には無理だと感じながら働いていたらしい。


ある日、外出先で突然顔の半分が痙攣しだし、
ろれつが回らなくなった。直ぐに救急車を呼び
大きな病院へ運ばれた。血圧がなんと、220もあったらしい。



直ぐに24時間の点滴の処置を受け、翌日には顔の麻痺も治る。
医者には後遺症で言語障害が残ると言われたが、
今、私と話しをしていても何も違和感は無い。
自分から病気の話をしなければ全く分からないくらい
綺麗に喋れてる。



話を聞くと、彼女が個室から大部屋へうつったその部屋は、
みんな物凄ーくお喋りな人ばかりの集まりだった。苦笑
入院中、毎日リハビリに通ってはいたけど、同室の彼女たちと
朝から晩までお喋りをしていたら、退院する頃には普通に
喋れる様になったと言っていた。女子の力は凄いね。w




仕事は入院中に事情を説明して直ぐに退職。
血圧も直ぐに普通に戻り9日間の入院で退院したと言った。


私に連絡をしなかったのは、お見舞いに来てもらっても
コロナの関係で会えないし、実際言語障害が少しの間はあったけど、
それ以外は元気だったので、余計な心配をかけたくなかったのが
理由だと言った。


友達曰く、

「私は運が良くて、顔面麻痺とろれつが回らない程度の症状だけ。
頭が痛くなったとか倒れたとかが一切無かったから、
楽しい入院生活だった。笑」と、ケロッとして話していた。

私は3年前に親友を亡くしていたので、マジで冷やっとした話だった。
それと同時にストレスを甘く見てはいけないと、心の底から怖いと思った。