いちにち。のんびり。ときどきものがたり -9ページ目

いちにち。のんびり。ときどきものがたり

車椅子ユーザーの のんびり日記とときどき綴るものがたり

そういえば。この何年かでずいぶんと世の中が変わった。

以前の総理は 国家総務職になった。
前より偉くはないらしい。ただ、重要な事項の決裁をする権利は、あるとか。それも、国民投票は必須。多数意見と、少数意見を記載した書類があるもの以外は決裁権がない。


実際に権利を使うのは国民、というわけ。
組織図も変わった。一番上に市町村民があって
あたしが偉いと思ってたひとは一番下。憲法改正はよい方向に動いてくれたということ。おさらい終了。

で、なんでりうがヘルプドッグになるんですかという話。

「枝里さんてば。こいつにそーゆー能力も素質もないこと、よっくご存じですよね?
ヒーターのまえに陣取るわ、あれくれそれくれ、どっかつれてけ、結構うるさいし。」

テレワークシステムで厚生行政事務職として働く枝里さんは、にこっと笑って言った。
金城さん、入ってください。

「こういう犬だから、ですよ。りうくんは、優しい性格の飼い主に飼われて、リーダーシップを教える役割です。」
りうのいってたおじい、はこのかただ。

なんかわかったような。
「ところでりう。あんたやるの?」
「おう!」やる気はまんまんらしい。

「枝里さん、これ、やるといったら聞かないのも‥.」知ってるわ、と枝里さんは、やわらかく、でも、おかしそうに笑う。

じゃあ、決まりです。あたしは言った。

わん、だふるらいふ 3 へ続く