最近はまっていたのが、「誘惑レシピ」(楢崎壮太)です。
最初はなんだか主人公に迫る攻めが強引でエーッと思ったけど、何度も読んでるうちになんだか好きになってきました。
他に2カップルいるのもとても良いし。
お店の店員さんが全員男性で、全員同性と結ばれてるというのも、もう変にリアルを求めてなくて潔いなと思う。
あり得なかろうが、別にいい。夢を見たいのです。
BL漫画における私の萌えポイントは、ダメかもしれない!という不安からの幸せ(ハッピーエンド)と、キスシーン。
この作品は、それがすごく私にははまっているんだろうと思う。
職業エピソードは大して描かれてないし、恋愛以外は薄いストーリーだけど、そこが好き。
「相手がもう好きじゃないのかもしれない」とか、「自分じゃダメなのかもしれない」という不安こそが、たまらなく好きな気持ちを浮かび上がらせてくれるというか。臆病になるほど惚れてしまっている感じが、人間として愛しく思えるんですよね。
なぜBLが好きなのか、なぜこんなに惹かれるのか、考えてみると、前のブログに書いたことに加えて、やはり純粋な恋だから、と言える気がする。
男女の愛を否定するわけでは全然ないのだけど、私も実生活では夫や家族を愛しているわけだけれども、同性を愛する覚悟みたいなものには憧れやら尊敬やら、かなわないものを感じるし、社会の中で色んな不便さや不自由さがついて回るのを承知で(もしくはそんなことを考える前に)ただこの人が好きだ、欲しい、と純粋に思えるのって、めっちゃくちゃ贅沢で尊くていいなー!と。
身体が結ばれるときも、男女だとどうしても生殖というのが頭にちらつくし、自分が女だから、その描写がどこか生臭く自分の身にふりかかる。BLだと、自分とは違う形態の肉体が結ばれているので、ちょっと他人事に、少し俯瞰でその行為を眺められる。
常に「される」側である自分のことを忘れて、攻め受けどちらに感情移入したっていい。その自由さが楽しい。
BLが男女の恋愛と違うことのひとつは、お互いがわかりやすく「勃起する」というアンテナを持っていて、好きになったら否応もなく作動してしまうことだ。それが女からするとわかりやすすぎて、可愛くて愛らしくてちょっと滑稽で、なんだか単純だなと思える部分もあって、たまらない魅力に感じるのです。
