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伴に歩んで

ガンと闘った老夫婦の人生日記です。

早朝、いつものように公園に行った。

 

いつものベンチ周辺には誰もいない。そう思ってストレッチを始めると、遠くからラジオのアナウンサーの声が聞えて来た。

やっぱり来た!!

 

そう。あのラジオ婆である。

 

今朝は時間が違うはずなのに、なぜかやってきた。

腰にラジオをぶら下げて、僕が居る二人掛けのベンチへ。。。

 

そしてラジオだけをベンチに置き、2m向うで体操を始めた。

狂ったような激しい動き。

ボクシングのような動き、柔道のような投げ技、キックも。。。

婆のワンマンショーだ。

 

これはヤバイ。

 

60代半ばの、まだらの髪を振り乱した婆が狂ったように体操?してる。

ラジオからはアナが、阪神タイガースの話を大声でわめいている。

 

僕はそっとベンチを離れた。

どうして怨霊、いや音量を下げないのか、

どうして他人がいるベンチに自分のラジオを置き、自分は少し離れて踊る?のか?

赤の他人の僕が、考えてわかることではない。

 

何も悪いことをしていないが、今ここで、起きていることは、きっと何かの「たたり」かも。

そう思うと、たまらなくこわかったから離れた。

先日、ここで1円玉を拾ったが、警察には届けず、公園事務所の窓枠に置いた。

それが何かの祟りを導いたのかも。

 

でも今日は続きがあった。

怨念を振り切ろうと、いつもとは違うルートを歩いて帰る途中、、、ある家の前で植木に水をやる、年寄りがいた。

見るとラジオ婆だ。。。

さっき公園で、僕の鼻先にラジオを置いて、激しく運動していた婆だ。

 

もう関わりたくないのに。。。

また出た。。。