大騒動の週が終わる | 伴に歩んで

伴に歩んで

ガンと闘った老夫婦の人生日記です。

エッセイの続編を辞めにして、、、

 

火曜日夕。また不整脈が出た。

安静にして翌朝、頓服でもらっている薬を飲み、少し、マシになったが、

今度は血圧が下がってきた。

それまでは最高で115~125くらいだったのが、100を切るようになり、立ち上がると目まいを起こす。

食欲もないので食べられない。

激しい雨なので病院には行かず、安静にしていた。

食べられない。

 

翌水曜日。朝小雨。半休取ってまだ寝ていた娘に「病院に連れて行ってくれ」とSOS。

上が80台,下が50台。不整脈も出てるようだが拍数は平均値なので普通の数字だ。

とにかく立てない。立つとフラフラだ。

普段、高血圧で降圧剤を飲んでいる僕が、低血圧とはこんなに苦しいのか、と思い知らされた。

娘は「救急車呼ぶ?」と聞いたが、「まずはかかりつけ医」と言った。

循内の専門医だから。

そして念のため、「入院セット・夏用」を車に入れ、クリニックに行った。

 

不思議なことに、待合室に入るとふらつかなくなった。

据付の血圧計で測ると108,65,82だった。

少し戻っている。

看護師に吐き気は無いかと聞かれたが、ないと答える。

先生は「90台なら低血圧とは言いません。安心してください」と言ったが、僕はいよいよ家内が迎えに来たのか、と思うほど少し前までフラフラだった。

「僕も普段は100くらいですよ」と言う。

「降圧剤を2種類飲んでもらっていますが、100を切るようだと1種類を減らして下さい」と言う。

心電図も取らないし、聴診器も当てない。問診だけで終わった。

不整脈が出ていた心配は言わなかった。言えば、根治のカテーテル治療をまた勧められる。それは嫌だ。ピンピンコロリでいい。

 

救急車など呼ばないで良かったとホッとした。

でも痛感した。

普段、高血圧で降圧剤飲んでいる者が、低血圧の症状を起こすと、妻が手招きしてるように思うほどのしんどさと、目まいが来る。

それは季節の変わり目だからか、低気圧が来ていたからか、それとも頓服薬や不整脈のせいか、わからない。

その夜、「豚肉と小松菜の生姜炒め」を作って娘にたべさせるほど回復した。

豚肉と小松菜の買い置きがあったからだ。

 

翌木曜。テニスに行ってダッシュした。

あまり食べてないので、さすがにしんどかった。

夜はお寿司を買って来て、手を肩まで抜いた。

 

娘に心配かけたが3日も殆ど食べなかったら、体重が2~3キロ減っていた。

お母さん、もうすこし粘るからね。