逃げるが勝ち | 伴に歩んで

伴に歩んで

ガンと闘った老夫婦の人生日記です。

僕の所属しているテニスクラブ。

もう30年も行ってます。

その間、多くのコーチのお世話になりました。

教える術の巧拙はともかく、殆どが若い明るい子が多く、楽しい時間を過ごさせてくれます。

大学生のバイトも多く、金髪やピアスをした子、若い女性もいました。

でも中には全く性があわない子もたまにいます。

そんな「性があわない」というのは他のスクール生もあるようで、ときおり聞きます。

僕らの年代になると、ワイワイと楽しくやりたいのです。

もう今さら、上達を目指して必死のパッチで技術を磨こうとは思いません。

しかもナマジ老いてますから、体も思うように動かない。

しかし、先日から「クソ細かいことをいっぱい言うコーチ」が担当になりました。

 

でもそれより嫌だったのは、一度こんなことを言ったのです。

「来週は僕は来ないかもしれない。ここは給与がおかしい。今日話し合いをします。皆さん、来週僕が来なかったら辞めたと言うことです」

練習が終わった後に、みんなの前でそう言いました。

みんな(8名)ポカーンとしてました。

彼らはアルバイトです。特にその子はよく不満を口にします。

でも、そんなことは、僕たち「客」には関係ないことです。

客に待遇の不満を言うなんてアホです。

そんな子に教えてもらいたくありません。

ピアスをして金髪で、きっとまだ子供なんでしょう。

 

みんな笑って済ませましたが、話し合いが上手くいったのか、結局翌週も来てました。

僕は、そもそも教え方が気に入らなかったので、呆れてしまい、これ幸いとクラスを変わりました。

そして変わったクラスで、別の優しいコーチたちと楽しくやってました。

 

でも、4月から、またそのコーチが、せっかく変わった僕のクラスの担当になりました。

そこで、もう一度、そのクラスを6月末でやめることにしました。

ストレスを抱えてまでやるつもりはありませんから。

優しい50代のオバサン3人がいて、クリスマスやバレンタインにはプレゼントを頂きました。

そんな楽しいクラスを辞める手続きを先日、終えました。

集に2回行ってますが、もう1回だけにしました。

僕は、いつかそのコーチを怒鳴ってしまう予感がしているからです。

 

実は、前のクラスの時一度怒鳴ったのです。

「うるさい!もっとゆったりさせてくれや!」

でも実は彼は難聴なので、聞えなかったようです。

首をかしげていました。

 

障害のある若い子。

敵にしたくないので、こっちが避けようとしているのです。