悪口を呟くコンテスト | 伴に歩んで

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ガンと闘った老夫婦の人生日記です。

今年も昨日、発表がありました。

 

「第20回愛するあなたへの悪口コンテスト」

愛しているがゆえの究極の悪口コンテストです。

 

そして、何と!

僕の作品が「入賞」しているではありませんか!!

 

第14回は、僕の作品が作品集に掲載されましたが、ベスト8の入賞ではなく、ベスト100の「入選」でした。

「サンマの形をした炭」

家内が焼きすぎたサンマを、僕が表現しました。

でも今回は嬉し恥ずかし「入賞」です。

 

『「覚える気がないなら聞くな」と娘』

 
これ、わが家の日常会話です
覚える気がないのではなく、聞いては忘れ、忘れては聞く。
懸命に覚えようとしても片っ端から忘れてしまうだけなんです。
「それ、こないだ言うた」の次に出るのがこの言葉、そのまんまです。
 

いつも皆さんをお誘いしていますが、皆さんは応募されましたか?

いつも5,000~8,000作品も応募がありますが、ベスト8に入れたのは幸運でした。

 

審査員長 村松友視 氏(直木賞作家)は、こう言ってます。

 『第20回という節目を迎えた「愛するあなたへの悪口コンテスト」だが、これまで生まれてきた数々の名作にかえて、今回さらに新たな光彩を与える作品スタイルが生まれはじめている…そんな心強い手応えを、うれしく感じさせられた。

 とくに大賞となった「11月なのに夏日だった 夫が私の服を褒めた 何かが狂ってる」は、これまでにない作品のスタイルがあざやかな作品で、言葉の選択や配列や放ち方の見事さによって、微細なけしきと壮大なけしきの、手品のような結び付け方を成り立たせてくれた。大小の異変と“何かが狂ってる”という不気味さの提出の中に、夫に自分の服を褒められたことへの、渋みにみちた妻らしいよろこびが、ひそかにまぶされている。“悪口”的衣の中に“愛”をくるみ込む見事な手さばきが心憎かった 』

 

 

頂く賞金でまたもりもり寿司でノドグロと、盲導犬に寄付できるかなと思います。

最高です!

皆さんも来年こそ、ぜひ挑戦しましょう!

踏み出す1歩をためらうから、こけるんです。

えいや!です。笑