乗り越えられない悔しさがまた | 伴に歩んで

伴に歩んで

ガンと闘った老夫婦の人生日記です。

先月末はいろんなことがありました。

ここへ書いた記事では夕方、親友と散歩をし始めたことです。

さっきも行ってきました。30~40分ほどですが

巨体の彼のペースに合わせてゆっくり歩くんです。

もう1週間が経ちました。

最初は土日は休もうと思ったのですが、僕が誘わないと彼は、リビングから1歩も出ないので、毎日、16時から歩いています。

公園の花を愛で、遊ぶ親子を眺め、犬を撫でる。

とっても嬉しそうですが、相変わらず10分もあるくと足が痛い、、、と言います。

顔は汗まみれ、息は荒く、肩で呼吸しています。

数分休んで息を整えさせ、今日は2km近くは歩けました。

そして彼を送り届けてから、もう一度僕は一人で5キロ近く早足で歩き、ときに走ります。

でないと、テニスを再開したとき、ついていけなくなるからです。

それは彼には言いません、内緒です。

 

 

それと、これは書いていませんが、妻の靴さんたちをお焚き上げのために送りました。

もっとたくさんありましたが、一部です。

特に、最後の入院のとき、履いて行ったままになった靴さん(右上)。

いつも家で履いていたサンダルなど。

僕は今まで処分できませんでした。

でも、妻の汗や臭いの染みたこれらを、いつまでも置いていると、むしろ成仏できないかも、と思いました。

 

そこでお焚き上げしていただける仲介会社と神社を見つけました。

そこへ送ったのです。

贈る前の日に、半日太陽に当てて乾かしてやりました。

外出用1足とサンダル1足だけは残しました。

(和装用の下駄などもまだあります)

ブーツは別途処分しました。

 

続きはまた書きますが、この処分でとっても寂しくなっていました。

今まで下駄箱の半分を占めていた妻の靴さん。

存在感がありましたが、一気になくなりました。

これと服の処分で、先週は結構落ち込んでいました。

もう大丈夫か、と思った自分の想いが、やっぱり大丈夫ではなかった悔しさを想い知りました。

 

続きはまた書きます。